先天性欠如歯+矮小歯からの歯列矯正体験記 No.13「ワタクシを悩ませたモノ」

表側で矯正をスタートしましたが…

矯正開始初日、ブラケットとワイヤーは下にしか付きませんでしたが、左上4番と7番の裏側にボタンが付き、パワーチェーンと呼ばれるゴムがはられました。
事前に聞いていなかったし、終わってからの説明もなし。
しゃべろうとしてもろれつが回らず、納得できない違和感とともに家路へつきました。

ところが…。

晩ごはんをつくって食べていたところ、早々に奥のボタンとパワーチェーン、かみ合わせの深さをカバーするために盛った樹脂が取れました。
食べてしまわなくてよかったけれど、いきなりこんなことで大丈夫なんだろうか…。

コレさえなければと、そのままにしておきたい気持ちでしたが、翌日素直に再受診。
真っ先に謝られた後、左上4番の向きを調整するためだと説明を受けました。
早く動くのを狙って少し強めにしたため、接着力が負けたのだろうとのこと。
舌で歯を触ってしまう癖も指摘され、衛生士さんとふたりがかりで押さえ込まれての再装着となりました。

その後、ボタンこそ取れることはなかったものの、歯みがきはしにくいし、念入りにみがいたがゆえにパワーチェーンが取れてしまい、クリニックへ駆け込むこともありました。
それ以上にツラかったのは、装置が当たることによる舌の痛さ。
舌炎ができることもしばしばで、装置をガードするためにもらったワックスも唾液で取れてしまって使い物になりません。
あまりの痛さにティッシュペーパーをかんで過ごそうとしたこともありましたが、もらい物のポケットティッシュはヘンな薬剤が溶け出てきて、すぐさま気持ち悪くなりました(爆)

結局、パワーチェーンと左上7番のボタンが外れるまでは3カ月。
左上4番は回転させるための重心として使うため、解放されるまでさらに1カ月かかりました。

手入れが大変そうだし、歌いにくくなるだろうからとまったく視野に入れていませんでしたが、裏側矯正のわずらわしさはコレどころではないんだろうなと。
裏側矯正にしなくてよかったと思うとともに、やっている人には感心するばかりです。

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