イナカの名店で食べたかったモノ 【小柴屋(安曇野市)】

1月5日。穏やかな年末年始休みでした

夜のうちの雪もそれほど積もらず、連休最終日も気持ちのいいお散歩日和。
お江戸へ移動する前においしいモノを食べに行こうと、相棒と田んぼ道を歩いて向かったのは…。

アクセス

JR大糸線・豊科駅前の「小柴屋」
大正12年の創業から間もなく1世紀を迎えようとする、イナカの名店です。

昨年11月に訪れた後、相棒はあるメニューを求めて仕事帰りに何度か足を運んだそうですが、ことごとく空振り。
「今日こそは」の思いが通じて、よかったよかった。

ラジオ番組で紹介されたオムライスと 【小柴屋(安曇野市)】

店内の様子

近くに店が少ないとはいえ、相変わらずの繁盛。
席が空くまでにも、しばらくかかりました。
今まさにカウンターにできあがってきたのは、ワタクシが頼もうと思っているアレではありませんか。

メニュー

前回から変わりもないので、それぞれのお目当ての部分のみ。
休み中、何だかんだで食べ過ぎているので、大盛りやセットにするのはやめておきました。

■大雪渓 1合(440円)
でも、お酒は付けちゃうのね(笑)

いただきます

■あんかけカタヤキソバ(935円)
前回訪れた時に厨房から運ばれていくのを見て、オイシイと直感した品。
普通サイズでも十分なボリュームです。

細めの揚げ麺を押さえつけて崩し、あんとなじませてからいただきます。
野菜も豚肉もたっぷりで、飲みのお供にもなりそうな逸品。
半割りにしたゆで卵の黄身が混じってあんがもっさりとするのも、どことなくほほえましい味わいです。

■かつ丼(990円)
「晩年、市川で暮らしていた永井荷風が、近くの店でいつも頼んでいたのが、カツ丼とお新香、日本酒1合だったんだって」
本八幡にあった店は数年前になくなり、荷風が愛したカツ丼自体を味わうことはかなわなくなったとはいえ、この組み合わせで思いを寄せてみたかったようです。

いわゆる煮カツではなく、カラッと揚がったカツの上に、少しとろみのあるタマネギの卵とじをのせたスタイル。

肉質の詰まった分厚いとんかつを生かすには、むしろこのほうが向いているのではないかと思いました。

どちらの品も、期待を裏切らない満足度。
さすがはイナカの名店です。

店舗情報

小柴屋
ジャンル:割烹
アクセス:JR大糸線(松本-南小谷)豊科駅 徒歩1分
住所:〒399-8205 長野県安曇野市豊科4911(地図
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情報掲載日:2020年1月5日

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