2月13日。とっておきのお酒には…
先日手に入れた「おたまじゃくし」の特別純米生原酒。
何と合わせようかと考えるのも、楽しいひとときです。
「お刺し身なんてどう? スーパーのじゃなくて、魚屋とか寿司屋で切ってもらうような」
「だったら『こはば』にしないか」
相棒が通勤ルートで目をつけていたという鮨割烹。
「割烹」というだけにハードルは高そうですが、この時期にしか手に入らない逸品に合わせて、フンパツしちゃいましょう。
アクセス
国道19号線沿い、鎌田交差点から100mほど塩尻寄り。
トヨタの販売店の向かいにある、黒い外壁の店舗兼住宅です。
駐車スペースは店の前に4台分ありますが、止めにくく出にくいので、塩尻方向から左折でアプローチすることをおススメします。
一枚板の看板も高級感を感じさせます。
店内の様子
入って正面には、L字型のカウンター。
右手には小上がりもあります。
壁際の棚には日本酒、焼酎、ウィスキーが。
おや、大漁旗ですか?
メニュー
魚は豊洲から仕入れているとのこと。
ていねいに下ごしらえされた素材は、プロの仕事を感じさせます。
今回は3,000円分でのおまかせ(消費税、容器代50円は別途)
「たいした量にはならないですよ」といわれたけれど、オトナふたりが味わうには十分です。
いただきます
豆腐と野菜のかんたん鍋を仕込み、お刺し身をお皿に盛り直して、「おたまじゃくし」を味わうための食卓。
2日前から仕込んでおいたカマンベールチーズの味噌漬けも、いい塩梅になっています。
塩も酢も抑えたシメサバのとろけるような口当たりは、目を見開かされるよう。
カツオも血の香りを感じさせず、マグロの赤身なんじゃないかと思ってしまいます。
何より印象的だったのが、魚をおいしく味わうためのお酒ではなく、魚がお酒をおいしくするのだということ。
「シマアジ、いい弾力だなぁ」
「貝ひも、甘~い」
海なし県のお酒が、こんなに海の幸と合うなんて。