7月22日。「土用の丑」前日のランチです
ポスターやのぼりが目に入りだしたころには、ずいぶん気の早い話のように思えましたが、気付いてみれば、この週末が土用の丑。
この日に前後して、いったいどれだけのウナギが消費されるのかと考えると、平賀源内のキャッチコピーが残した影響力は絶大です。
アクセス
脂の強さとタレのくどさで、ウナギはどちらかというと苦手なワタクシですが、季節のイベントにはのっかりたい―。
そう思った時に頭に浮かんだのが、これまでに2度足を運んだ「穴子や」でした。
神谷町交差点から桜田通りを横浜、五反田方向へ。
神谷町駅2番出口を過ぎ、ひとつ目の角を右へ折れた坂の途中にあります。
店内の様子&メニュー
一発でエレベーターに乗れたし、外を歩いている人も少ないしで、混みあう前に店に入ることができました。
何だかんだで、新型コロナの感染拡大で出社を控える方向になっているのでしょう。
とはいえ、やはり人気店。
この後ほどなく、テラス席や2階席までいっぱいになりました。
ランチメニューは、国産の大穴子を使用した炙り煮穴子の丼と天丼がメーン。
昼限定価格をいいことに、極上の大穴子重にいくか、それとも…。
いただきます
■穴子や定食(1,600円)
煮穴子も天ぷらも捨てがたく、穴子や定食に決めると、同行したランチ仲間のYさんも追随。
出社時のランチにしてはゼータクですが、ウナギを堪能することを思えば安いものです。
煮穴子のとろけるような口溶けにウットリ。
タレが甘すぎずさらりとしているのも、口に合います。
ワサビを少しずつつけていただくと、さらにオトナな味。
天ぷらもカラリと揚がって身はふっくら。
ひと口ひと口が愛おしく思えます。
ちなみにウナギの旬が初秋から冬にかけてであるのに対し、アナゴは6月から8月が旬。
栄養を付けて夏を乗り切るというのであれば、アナゴのほうが理にかなっているというわけなのです。