9月1日。混んでいるか、空いているか…
月初を迎えて、通勤電車もオフィス周辺も、目に見えて人口密度高め。
ランチはどこも混むだろうなぁと思いながらデスクに向かっていたら、窓の外が暗くなり、たたきつけるような雨音が聞こえてきました。
外へ出る気力もないし、イブクロもスッキリしないけれど、何か買ってこなければとオフィスを出ると、普段は出社日をずらしているOさんが、傘を手にエレベーターを待っていました。
「はたこさん、一緒に行きませんか」
「傘持ってきてないけど、まだ降ってますかねぇ」
こんな天気だから外へ出る人が少ないんじゃないか、というのがOさんの予測。
傘がいらない程度の降りなら…と思って付いていくと、外は晴れているではありませんか。
アクセス
「どこ行きますか」というOさんの問いに、「あまりくどいモノは食べたくなくて」と答えて神谷町方向へ。
通りかかった寿司屋の前で、Oさんはいいました。
「お寿司屋さん、並んでますねぇ」
いわれてみれば、お寿司も悪くない。
「だったら『破天荒』行きませんか?」
神谷町交差点で桜田通りを渡り、西へ1ブロック。
テラス席のあるバーの角を曲がって50mほど進むと、城山ガーデンへの階段の上り口に、「昼の膳」の立て看板が見えます。
先日はいっぱいで断念した「破天荒」
隣の喫煙所の利用者が店先に群がっていて、ひと目見ただけでは判断が付きにくいこともしばしばですが、この様子ならほぼ行けると判断していいでしょう。
「ふたりですけど、入れますか?」
カウンター席にも空きが見られましたが、「奥へどうぞ」といわれ、これまでの2回と同じ個室へ。
我々が店を出る時には、外で待っている人もいましたねぇ。
メニュー
ランチのにぎり寿司を「白」、海鮮ちらしを「赤」と呼ぶコチラのお店。
この日の「黒」は、天丼です。
「バラチラシって、木、金限定なんですね」
そうか、普段のOさんの出社日だと、曜日が合わないのか。
いただきます
■海鮮ちらし(1,200円)
今まで選んだことのないモノをと思いつつ、キュウリの除去しやすさで、今回も海鮮ちらしに落ち着きました。
具材を握らず、散らしてのせるから、ちらし寿司。
ちなみにバラチラシというのは、解体するという意味の「バラす」から来ているんですって。
マグロやイカ、アナゴなどの具材は、鮮度のよさはもちろんのこと、食べやすいように切れ目を入れるなど、ていねいな仕事がされています。
酢飯の塩梅も絶妙。
眼福、口福にいやされて、イブクロも元気を取り戻したようです。