「鐵」と●●を求め、三河~遠江へ 特別編「車両基地を見に行こう」 【天竜浜名湖鉄道(浜松市)】

8月7日。天竜二俣で参加したツアーのお話です

ココまでの概要↓

「鐵」と●●を求め、三河~遠江へ Act9「天浜線でGo 後編」 【天竜浜名湖鉄道(浜松市)】

ごはんブロガーの範疇を超えた内容の濃さに、いったんは割愛を決めたネタですが、写真中心でサラッといってみます。

午前10時50分のツアー開始を前に、待合室に人が集まってきました。
平日は午後に1回、土日祝は午前と午後に1回ずつ開催されるこのツアー。
参加費は大人350円、小学生・幼児100円ですが、天浜線を利用して訪れると、大人100円引きになります。

※補足
2022年9月に料金改定されました。
大人600円、小学生・幼児300円。
天浜線利用割引もなくなったようです。
https://www.tenhama.co.jp/events/5018/

チケットには記念硬券付き。
ボランティアガイドによる案内で、昭和へのタイムスリップの始まりです。

車両基地まで、あるこ~、あるこ~♪

線路を渡り、

駅舎の反対側にある、関係者用通用口を出て、

線路沿いの通路を通ります。

と、目の前に現れたのは、蒸気機関車のころに使われていた給水塔。
役目を終えて久しいですが、足元に設けられた現役の給水タンクと見比べるのも興味深い。

にしても、あっちぃ~。

再び敷地内に入り、運転区事務所。
昔の学校を思わせるたたずまいです。

煤を流すための浴場は、蒸気機関車時代の名残ですが、

洗濯室には最新のドラム式洗濯機も。

すぐ脇の植え込みには、軍手が整然と干されていました。

その奥にある祠は天浜鉄道神社。
昭和15年に国鉄二俣線開業した時に安全祈願のために建てられ、今も社員が朝と夕方に参拝しているのだそうです。

ツアーのハイライト、転車台の実演

さらに先へ進むと、相棒の大好物が見えてきました。
国の登録有形文化財にも指定されている、転車台と扇形車庫。
扇形車庫は、なんと木造です。

では…。

国鉄二俣線~天浜線の歴史が手に取るように

転車台の実演が終わると、車庫の見学、

そして、鉄道歴史館へ。

国鉄二俣線時代に使われていた駅名標や記念列車のヘッドマーク、

写真パネルにジオラマなどが趣ある空間にぎっしりと詰まっています。

個人的には、桑田佳祐が出演したCMのロケ地だったのが気になったりして。

また、天竜二俣駅は映画「シン・エヴェンゲリオン劇場版」に登場する「第3村」のモデル地になっているそうで、ロケハンの様子の写真も。

そんな盛りだくさんの、車両基地見学ツアー。
転車台マニアでなくても、きっと楽しめるんじゃないかと思います。

施設情報

★天竜浜名湖鉄道 車両基地見学ツアー
天竜浜名湖鉄道 天竜二俣駅で毎日開催
午後1時50分~(約40分、土・日・祝は午前10時50分~も開催)
予約不要(15名以上は要予約)
中学生以上600円、1歳~小学生300円
053-925-2276
https://www.tenhama.co.jp/events/5018/

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