「縁は異なもの味なもの」といいますが…
書肆吾輩堂(福岡市)
「書肆吾輩堂(しょしわがはいどう)」という猫本専門の書店が福岡にあることを知ったのは、相棒が好んで読んでいる原田マハさんのエッセイがきっかけでした。
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「福岡に行くことがあれば『吾輩堂』に行きたい」といっていた相棒。
旅行の少し前に店舗のウェブサイトを眺めていて、来年のカレンダーにほれ込んだ揚げ句、電話でお取り置きしてしまったのです。
中洲川端のホテルで相棒と合流後、地下鉄空港線で大濠公園駅へ。
夕暮れ近い大濠公園を突っ切って、
NHK福岡放送局の脇から南へ入ると、
両側に歩道のある通り沿いに、知る人ぞ知る感じのカフェや飲み屋も点々と。
足元の小さな看板を目印に、路地を奥へ進みます。
20mほど行った左手が「書肆吾輩堂」
相棒がカラダを反らせて外観を収める様子から、路地の狭さがイメージできるでしょうか。
店内は写真撮影禁止ですが、1階が猫本を中心とした販売コーナー。
2階のギャラリーでは、企画展示を随時行っています。
ちなみに、猫アレルギーのお客さまもいらっしゃるため、コチラの店に猫は連れてきていないとのこと。
残念…。
★書肆吾輩堂
福岡県福岡市中央区六本松1-3-13
092(791)1880
午前11時~午後6時
月、木曜、年末年始定休
https://wagahaido.com/
尾曲がり猫神社(長崎市)
幸せを引っかけてくるといわれる、カギしっぽの猫の生息率が日本で一番高い(およそ8割)といわれる長崎。
今回の訪問では、2年前に外まわりしか見ることのできなかった「尾曲がり猫神社」を偵察するのがミッションでした。
めがね橋のひとつ下流の袋橋のたもと。
「一二三亭」という郷土料理の店から、同じビルの角を回り込んだ側にあります。
拝観時間は午前11時から午後6時まで。
入り口の上、狂犬病予防接種済の門標をモジった「猫」のシールがユニークです。
めがね橋柄ののれんをくぐったら、手水鉢ではなく、招き猫のディスペンサーをシュッとして手指の消毒を。
尾曲がり猫神社は、猫と飼い主の健康長寿と幸せを祈願して、長崎ネコ学会が発足10周年の2019年に建立した神社。
この一角以外は、猫グッズを扱う雑貨の店になっています。
しかも、スタッフが赤い袴の巫女さんスタイルというなりきりっぷり。
「ええ、ネコ様の御使いですから」
配りみやげを買い求め、ミッション完了。
幸せも引っかけられると期待して…。
★尾曲がり猫神社
長崎県長崎市銀屋町2-15 1F
095-895-7704
午前11時~午後6時
https://omagarinekojinjya.themedia.jp/