鐵のち食、みちのくふたり旅 Act21「青森空港へ」

1月1日。東京から青森まで普通電車で2日半。でも…

復路は羽田まで飛行機でひとっ跳び。
お江戸から本宅までは普通列車移動とはいえ、もはや消化試合の感はいなめません。

青森駅から青森空港まではバスで30分。
8時前にホテルをチェックアウトし、バス案内所で切符を買い求めます。

窓口かと思いきや、タッチパネル式の券売機。
服務小姐が手助けしてくれます。

そして駅隣接の「駅の駅あおもり」でおみやげを調達。

コンビニに毛が生えた程度の品ぞろえですが、ココでお酒も買っていきましょう。
ストーブ酒に始まり、きき酒セット、とっくりと、青森の日本酒を印象付けてくれたのはやはりじょっぱり(720ml 1,512円)
カウントダウンイベントでふるまわれた喜久泉(300ml 399円)も、もう少し味わってみなくてはいけません。
それから青森に乾杯(241円)も買っていかなくちゃ!

青森空港へ

8:15発のバスに乗り込もうとすると、後ろから肩をたたかれました。
あっ、Cさん夫妻!
いずれ台湾へ訪ねていこうと話していたけれど、まさかこんなに早く再会しようとは!

バスは陸橋で線路を越え、

地方の街にありがちな没個性な幹線道路を進んでいきます。
車道はキレイに除雪され、道脇に積みあがった雪もさほど高くありません。

それでも市街地を抜けると雪原。

峠路にさしかかり、雪が舞い出したと思ったら…

空港に到着した時には、まさかの本降り。
気象条件に影響の出やすい山の中にあえて空港をつくったのには、青森vs弘前の力関係があったに違いないと推測します。

海外便も就航する雪国の空港

でも、こんな程度の雪ではびくともしないのが雪国の空港。
チェックインの列は淡々と進んでいきます。

受託手荷物の検査機の上に飾られた鏡餅にほっこり。
ココでの御神酒もじょっぱりです。
金箔が入っているとは、おめでたい。

では、ラウンジでくつろぐ前に空港内を散策いたしましょう。

搭乗口前に設けられた謹賀新年のパネルには、就航している航空会社が勢ぞろい。

台北便があると知って、何となくうれしくなってしまいます。
もっとも、自分が青森から飛ぶことなんてないのでしょうが…。

展望デッキに出ると、ひとまず雪は上がったよう。
ちょうど左手上空に機影が見えてきました。

スケートリンクのように見える滑走路にスマートに着陸。
おや、このカラーリングは?

まさかのFDA(フジドリームエアライン)
信州人にとって今や一番身近となった飛行機です。
そうか、小牧便か!

広い滑走路にひとたび雪が積もれば、除雪も大変なこと。
除雪車がこれだけ配備されていれば心強いですね。
(タキシング中に機上から撮影)

ラウンジでひと休み

信州に比べたら暖かいとはいえ、外でじっとしているのはやっぱり寒い。
写真だけ撮ったら、さっさと屋内に入りましょう(笑)

青森空港には航空会社専用ラウンジがなく、クレジットカードラウンジと兼用になっています。

ドリンクコーナーは、まぁこんなものだろうと思ったですが…。

生ビールは有料(涙)

リンゴジュースをいただいて、ソファでひと休みしました。

壁面の絵はねぶた。

これ以上ラウンジでできることもないからと、早めに制限エリア内へ入ることにしました。
思った以上に手荷物検査に時間がかかったので、早めに移動して正解。

09:35の小牧便、09:50の羽田便、10:00の伊丹便と続いているからか、待合客は多めです。

外には青空が戻り、ほどなくFDAが飛び立っていきました。

待合室内の広告にも「じょっぱり」
中国語だと「超覇力(chao1 ba4 li4)」と書くんですね。

施設情報

★青森空港
青森県青森市大字大谷小谷1-5
017(739)2000(代表)
https://www.aomori-airport.co.jp/

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