2018春 マイルでちょっくら食いだおれてくる! 1章5節「黒門市場でつまみ食い 前編」

3月17日。心斎橋で御堂筋線を降りて南東方向へ

チェックを入れていた店の最寄り駅は日本橋でしたが、乗り換えるのもめんどうだしと、歩いて行くことにしました。
堺町筋を南に折れ、いったんは行き過ぎたものの、何とか看板を発見。
ところが、工事に入っていたお兄ちゃんに「休みだよ」といわれて肩を落とします。

アクセス

すると、道をはさんだ側においしいモノの気配を感じました。
おや? 「KUROMON」ということは…。

「黒門市場」の名前こそは頭の片隅にありましたが、こんな街なかというイメージがなかったので、突然の出現が信じられませんでした。

場内の様子

ごはんにありつけるかはともかく、見なければ後悔すると、アーケードの中へ吸い寄せられます。
うわぁ、スゴイ人!
しかも外国人だらけ!

江戸時代に「天下の台所」と呼ばれた大阪。
そんな大阪っ子のイブクロを預かるこの市場は「台所中の台所」といっていいかもしれません。

粉モンの店あり、

果物屋あり、

昔風情の豆腐屋あり、

松坂牛専門店あり。
店先のおでんが気になります。

並んでいる品も、店構えも台湾にいるような錯覚を覚えるドライフルーツ屋さん。

丸のままのメロンをくりぬいてジュースにしているかと思ったら、

コチラでは、焼きメロンですって!?

そんななか、とりわけ目に付くのが海鮮の店。
しかも、ウニだのアンコウだのクエといった、庶民にはなじみのない高級品ばかりです。
ほれぼれするモノのよさですが、お値段もそれなりですし、旅の途中で生鮮を買うわけにいきません。

そんな旅行者のために寿司や

海鮮丼の屋台とか、

エビやホタテなどを網焼きや串焼きで食べさせてくれる店が。

さらにはフグ専門店さえあり、店先でフグ刺しやフグちりが食べられるのにはビックリです。

しかし、これらは観光客向けの値段。
市場といえど、安くはありません。
あ~ぁ、すっかりお魚モードになっているんだけどな。

タイムサービス、キター

おや、あの人だかりは?

「Time Service」と書かれた発泡スチロールのふたが目に入り、人だかりの中へ飛び込みました。
刺し身やにぎり寿司がおよそ3割引き。
どのネタもピッカピカや~ん。

会計をお願いしようとすると、目の前におでんが。
しかも1個100円!
じゃぁ、ハイボールも付けてくださ~い。

店先のテーブルに落ち着き、はからずも「見切り品の食卓」と相成りました。

いただきます

■にぎり 5貫(800円→500円)、おでん(ダイコン、牛すじ)(100円×2)、ハイボール(250円)
ハイボールを開け、まずは苦手なイカから。
少々固めではありますが、ニチャニチャした感じはありません。
おでんは煮込みが浅いけれど、おだしの味がいい。
厚切りのハマチ、大ぶりのエビと食べ進み…。

一番楽しみにしていたウニ!
ピンと角が立った身に生ぐささはまったくなく、とろりと口の中でとろけます。
この時のワタクシ、きっと恍惚とした表情だったに違いありません。

1,000円札1枚以下の充実ランチに大満足。
飲みきれないハイボールを手に、市場歩きは続きます。

店舗情報

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