3月17日。ハイボールの缶を手に、酔いつまみを物色しながら歩きます
「爆弾ホルモン、ハオチーね」
呼び込みに引かれてのぞきこむと、ものすごくオイシソウな品が。
リュックから財布を出そうとする間にも、中華系の旅行者が買い求めていきます。
看板の説明も、一番ていねいなのは中国語。
しかも繁体字です。
目の前の旅行者に続き、華人のふりをして買い求めます。
「辣?」
「辣!」
紅いのをたっぷりかけてもらい、気分はアゲアゲです。
いただきます
■爆弾ホルモン(600円)
店と店の間にはまり込んでほおばると、言葉を失いそうなほどにオイシイ!
強めの塩味がハイボールによく合います。
肺が「フワ」と呼ばれると聞いたことがあるけれど、灰色のかたまりの食感はまさしく「フワ」
クニクニとした食感の部位もよく煮えています。
台湾で牛雑麺を食べた時の感動がよみがえり、確かにコレは日本の「牛雑」だなと。
立ったまま「うまい、うまい」とむさぼり食っていたら、隣の店のおばちゃんが「この先の左側にイートインコーナーがあるよ」と教えてくれました。
ゴメンナサ~イ、店の前で営業妨害しちゃったみたいで。
休憩からおみやげ、両替まで
おばちゃんに教えられて向かうと、頭上の横断幕に「飲食スペースあります」の文字が。
他が外国語ばかりだったので、日本人向けのメッセージを見落としておりました。
「KUROMON INFORMATION CENTER」入り口。
ちょうちんと縁台が、いかにも外国人狙いに映ります。
黒門市場みやげのコーナー。
寿司マグネットなど、食べ物をかたどった品が目に付きます。
反対側の壁には、一面にガチャガチャが並んで圧巻です。
外貨から日本円への両替コーナーも。
オイシイ誘惑のあまり、手持ちが心もとなくなる外国人も少なくないんでしょうね。
腹ごしらえの後にひとっ風呂
広いお風呂でカラダを伸ばすのを楽しみに、アクセスしやすいスーパー銭湯も調べていましたが、そこまで足を延ばす時間はなさそう。
あきらめきれず、最寄りの銭湯はどこかと調べてみると、Google Mapはすぐ近くを示しています。
あれ? この画像のコインランドリーって、さっき前を通ったような…。
というわけで、やって来たのは「末広湯」
黒門市場のアーケードの本当にすぐ脇、自転車も多数止まっているローカルな銭湯です。
入湯料は440円と、スーパー銭湯の半額以下。
しかも、朝6時から深夜2時まで営業しているっていうんだからスゴイ!
板札式の下駄箱も昭和な風情。
お湯はそこそこ熱めで、電気風呂やサウナ、水風呂まであります。
髪も洗ってスッキリしたら、ある方に会いに移動です。
店舗&施設情報
関連ランキング:ホルモン | 近鉄日本橋駅、日本橋駅、難波駅(南海)
★黒門インフォメーションセンター
大阪市中央区日本橋2-12-23
午前9時~午後6時
無休
https://kuromon.com/jp/information-center/
★末広湯
大阪市中央区日本橋1-16-5
06(6641)5965
午前6時~深夜2時
月曜定休
https://www.suehiro-onsen.net/%E6%9C%AB%E5%BA%83%E6%B9%AF/