2018春 マイルでちょっくら食いだおれてくる! 4章1節「最後の1食はブロ友さんが愛した味を」

3月20日。おおよそ荷造りを済ませたら、朝ごはんを求めてお散歩です

帰りは捷運に乗ればいいからと、南へ歩くことふた駅。
スクーター通勤の集団が、台湾にいるのだと改めて認識させてくれます。

中正紀念堂站周辺、朝ごはん事情

お目当ては、台湾B級グルメでは外すことのできない魯肉飯。
候補は他にも調べていましたが、朝から食べられるとなると、やはりコチラの店です。

ところが、着いたのは開店の20分前。
そこで朝食事情をリサーチしがてら、あたりをブラブラすることにしました。

飯糰(おにぎり)屋さんにお粥屋さん。
サンドイッチや抓餅、生煎包は外帶(テークアウェイ)の安定的定番です。

そして、まさかの烤地瓜(焼き芋)専門店!

しかし、初志貫徹で

グルリとひと回りして戻ってくると、開店時間前ではありましたが、すでに店内で待っている人がいました。
入り口には、去年の「臺灣滷肉飯節」に選ばれたという看板が。
昔っからの人気店、今さらという気もしなくはありませんが…。

メニュー

魯肉飯も食べたいけれど、肉焿米粉も食べたい。
ということで、魯肉飯は小で。
油豆腐で100元に収めるか、ビジュアル重視で煮卵にするか、ひとしきり悩みます。

いただきます

■魯肉飯 小(30元)、肉焿米粉(60元)、魯鴨蛋(15元)
結局、選んだのは煮卵。
台湾最後の1食、5元はケチるレベルではありません。

別皿になっている魯鴨蛋の煮汁も残さずごはんにかけてレンゲでかき混ぜ、ツヤツヤのごはんをパクリ。
安定感と呼ぶにふさわしい、揺るぎのない味に頬が緩みます。

レンゲを口に運びながら思い出すのは、去年亡くなった、台湾つながりのブログ朋友さんのこと。
台湾好きと料理好きが高じ、自宅の駐車場を改造して出した店は、都内で台湾を味わえる空間として、多くの台湾好きに愛されてきました。
看板料理でもあった魯肉飯は、年に1度、四ツ谷の中華学校のイベントでも大人気。
多くのファンの舌をトリコにした味が、この店が大いにヒントになっていたのだと思い出し、ココロがキューンと締め付けられました。

肉焿はとろみのあるスープ。
少し甘味のあるなかに、ニラとモヤシも入ってホッとする味です。
寒い時期にはサイコーの一品、汗をにじませながら食べるのもオイシイんですよね。

南門市場にも立ち寄りたいところですが、時間がないため断念。
宿に戻って荷物をピックアップし、空港へ向かいます。

店舗情報

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