「予定ハ決定デハナイ」の瀬戸内旅 1章8節「JRで今治へ」

8月31日。予定より早く道後温泉を出た我々

当初の予定では松山市駅からバスに乗って今治桟橋へ向かうつもりでしたが、乗った路面電車がJR松山駅前行きだったのと、ちょうどいい時間の列車があったので、JRで移動することにしました。

駅に着いたのは、発車10分前。
台湾好きには外せないショットを押さえた後、相棒はきっぷを、ワタクシは道中のおつまみを買いに走ります。
構内にセブンイレブンがあるとはいえ、レジ待ちでヒヤヒヤしましたよ…。

13:06発の伊予西条行きは、2番ホームから発車。
跨線橋の階段を上りながら、自動改札がなかったことに気づきました。
え~っ、四国有数の主要駅だというのにICカード使えないの?

1両編成のワンマンカーに人々が群がり、ドアが開くのを待ちかまえています。
なのに、3つあるドアの一番後ろ寄りしか開かないって、不親切や~ん。

予讃線でGO!

松山駅を出発すると、しばらくして伊予鉄・高浜線と並走します。

しばしの後、高浜線はJRの下をくぐって海側へ。

ロングシート×クロスシートの車両は、学生や若者で埋め尽くされ、立っている人もチラホラ。
目の前に座っていたのが純朴そうな男子学生だったため、買ってきたブツを広げるのも少々はばかられましたが、居酒屋予讃線、オープンしちゃいましょう。

いただきます

■みきゃんカップ(231円)
道後温泉のみやげ物屋で買った、愛媛県イメージアップキャラクター・みきゃんのワンカップ。
昨年末の東北旅で買った「能代カップ」の二の舞になるかと、おそるおそる口にしてみたけど、変な甘ったるさもなく、スルスルいけちゃいます。
愛媛・今治の山丹正宗、お気に入りに加えとこ♪

■瀬戸内れもんのイカ天(148円)
おつまみも瀬戸内仕様。
サクサクとした香ばしさにレモンの香りがさわやかで後を引きます。

電車旅は続きます

松山を出て、およそ30分。
伊予北条で乗客の3分の1近くが降りました。
停車時間が結構あるようなので、相棒はカメラを持って外へ。

特急列車をやり過ごします。
特急列車はひんぱんに運行されているとあって、特急通勤・通学定期のポスターも各所で目にしました。

次の大浦駅を過ぎたあたりからしばらくは、列車は海沿いを走ります。

天気もよく、海も穏やか。

14:27、今治駅で列車を降りました。

改札を出ると、今治観光大使のバリィさんがお出迎え

2012年のゆるキャラグランプリでグランプリを受賞したバリィさん。
王冠が来島海峡大橋、腹巻が今治タオル、手に持っている船が財布だって、知っとった?

今治は焼き鳥のまち(バリィさんの好物も焼き鳥。トリなのに・笑)だと聞いていたのですが、駅のあたりには看板だけが残っていた店がかろうじて1軒あった程度。

スクリューで造船の町を示したモニュメントと、しまなみ海道でルートを示すブルーラインを紹介する看板が、港まで歩く間に唯一目に付いたモノでした。

商店街も遺跡と化しているし…。
まさか缶ビールさえ買えないとは、思いもよらないことでした。

スポット情報

★予讃線
高松~松山~宇和島間の327km、95駅

★みきゃん
http://www.pref.ehime.jp/h12200/mican-kanzume/index.html

★バリィさん
http://www.barysan.net/

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