ブログ朋友とフィリピンな夜 【New Nanays(港区)】

5月29日。たこ焼きで祝杯を挙げた後…

ひと足先に飲んでいた、台湾つながりのブログ朋友・Yasushiさんと、九州・柳川から出張でお江戸に来ていたDさんを六本木駅の改札で出迎えて、前々から行ってみたかったお店へ向かいました。

アクセス

六本木交差点から外苑西通りを東京タワーが見える方向へ。
左手にドン・キホーテが見えたら、次の角を右へ曲がります。

中央部が吹き抜けになったビルの左手の階段を数段上がったところにある、フィリピン料理の店「New Nanay’s」
都内でフィリピン料理が食べられるところを検索するなかで見つけたお店です。

店内は薄暗く、スナックのようにも見えますが、勇気を出して一歩足を踏み入れると、フィリピンの人たちで大にぎわい。
しかも、子ども連れということは、フィリピン人たちのコミュニティになっているのでしょう。
「テーブルが満席で、カウンターになってしまうんですけれど…」
いやいや、入れるだけで十分です。

まずはビールとなれば、飲んでみたいのはフィリピンのビール。
「3種類ありますけど、どれにしますか?」といわれ、全種類頼んで飲み比べてみました。
向かって左手が、サンミゲルのなかで最もベーシックなピルセン
東南アジアの典型的なビールの味がします。
真ん中のレッドホースは、アルコール度数7%というわりに軽やか。
カロリーを気にする人には、一番右のLIGHTをどうぞ。

メニュー

オーストラリアでの短期留学中、ステイしていたフィリピン人家庭でホストファーザーがよくつくってくれたのが「アドボ」と呼ばれる煮込み料理。
アドボ恋しさにフィリピン料理の店へやって来たというのに、それ以外の料理はまったく知りませんでした。
しかも、メニューにアドボは載ってないし(苦笑)
一方、YasushiさんもDさんも、好き嫌いが多くて鶏肉がダメ。
Dさんが異様にフィリピンに通じているのをいいことに、注文はおまかせしちゃいました。

そして、席が空いたところでテーブルへ移動して…。

いただきます

■エチョン・ハクシウ(1,700円)
ひと通り注文した後、「すべて野菜の料理ですけど、お肉はいかがですか」といわれ、ワタクシが「煮込んだお肉が食べたい」といって勧めてもらった一品。
豚バラ肉を揚げてから、甘酸っぱいソースで煮込んであります。
お肉は表面がカリカリ。
タイ料理とも中華料理とも違う調味料使いは、なんとも表現ができませんが、日本人にも親しみやすい味です。

■エビ・シネガン(1,750円)、空心菜炒め
大きな器に入ったスープがコンロで温められて出てくるスタイルは、ビジュアルとしてもなかなか。
たっぷりの野菜と殻付きのエビが入っていて、辛くないトムヤムクンといったイメージです。
空心菜もシャキシャキとして、いいお味。

■チョップスイ(1,200円)
「つくりすぎてしまって…」といって出てきた器の大きさにビックリ。
ハクサイ、ブロッコリー、ニンジン、パプリカ…と色鮮やかに入って、フィリピン風の八宝菜といったところでしょうか。
とくにスナップエンドウがみずみずしくてオイシイ。
わずかに鶏ひき肉が入っているとはいえ、偏食家のふたりには気にならなかったようです。

隣のテーブルには、Nancyと名乗るフィリピン人女性と日本人男性のご夫婦がいて、Nancyさんが注文した料理やドリンクを手にビル内の店に出かけて行ったり、店の人に「一緒に飲もう」と誘う場面も。
親せきの家へ来ているんじゃないかと思うような感覚です。
「フィリピン料理は初めて?」
「どんなきっかけでコチラの店へ?」
いつしか我々も声をかけられ、フィリピンの料理や地理について教えてもらったり、都内でのおすすめの店を紹介したりと、話が弾みます。

そんななりゆきから、みんなで記念撮影。
今さらながら、壁にはられたメニューに「アドボ」と書いてあるのに気付いたのでした(笑)

帰り際、カウンターの中の店主たちにカメラを向けると、ステキな笑顔で応えてくれました。
おいしくて楽しい夜に、Salamat Po(ありがとう)

店舗情報

New Nanay’s
New Nanay’s
ジャンル:フィリピン料理 ランチ
アクセス:地下鉄日比谷線六本木駅 3番出口 徒歩3分
住所:〒106-0032 東京都港区六本木5-16-5 インペリアル六本木1号館S-102(地図
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情報掲載日:2019年5月29日

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