飲んで、食べて 越後米づくし 番外編「結局、我々は信州人」 【醗酵バー 醸(長野市)】

8月18日。長野駅に降りたち、1時間ほどの待ち

コンビニさえない妙高高原の駅前で1時間近くつぶすことを覚悟していただけに、すんなりと長野行きの列車に乗り換えられたのはつくづくラッキーでした。
同じ1時間待つにしても、長野であればむしろウエルカム。

だって長野の駅ビルには「醗酵バー」があるんですから。

アクセス

長野駅直結、駅ビルMIDORIの2階。
信州お土産参道・ORAHO内、信州くらうどの一角にある、信州の地酒や県内産ワインを角打ちスタイルで飲めるお店です。

メニュー

「新潟の日本酒」がテーマだった今回の旅。
好きな銘柄を見つけることはおろか、どれもおとなしくまとまりすぎていて特徴が感じられなかったことに、不完全燃焼な思いはぬぐえません。
そんなところで恋しくなったのが、信州の日本酒。

となれば、もちろん選ぶのは日本酒利き酒セット。
12種類のうちから自分で選んだ3種類が700円で試せる、うれしいセットです。

イチオシだという「笑亀」は、中信地区・塩尻の酒蔵。
我々が選んだ特別純米原酒のほか、きもと純米酒と夏酒もラインナップされていました。

信州くらうどオリジナルの「透の音」は、佐久の老舗酒蔵「千曲錦」が手がけた特別純米酒。
パッケージもシックでしゃれています。

いただきます

ではさっそく、カウンターで注いでもらい、

お通しの野沢菜炒めをつまみながらいただくとしましょう。

■日本酒利き酒セット(700円)
左から笑亀 特純原酒透の音~2nd黒耀 特別純米
きもとづくりの笑亀が黄色味を帯びていることが、はっきりと分かります。

(左)笑亀酒造 笑亀 特別純米原酒(塩尻市)
いかにも原酒らしい濃厚な味。
おつまみなしで、お酒そのものを味わいたい。
合わせるなら、ウナギの白焼きとかキス天、ゆでて割いた鶏のささみあたりがよさそう。
http://www.syoki.com/

(中央)千曲錦酒造 透の音~2nd 特別純米酒(佐久市)
焼酎のようなすっきりとした味。
かまぼこ+ワサビ漬けとか、レーズンバター、ドライ納豆といった、うまみが凝縮した発酵系のおつまみでちびちび飲りたくなります。
http://www.chikumanishiki.com/

(右)信州銘醸 黒耀 特別純米酒(上田市)
もう1種類は、信州銘醸の「黒耀」を。
メニューには辛口とありましたが、あまり辛くない日本酒らしいお酒。
素朴なおばんざいや魚の缶詰が合うように思います。
http://www.shinmei-net.com/

それぞれの個性を感じながら、新潟の日本酒を飲んだ時には、こんなふうにどんなおつまみが合うかを考えることはなかったなぁと。

学生時代に酒蔵でバイトをしていたという相棒の知人いわく、ほぼ越後杜氏が占めている新潟に対し、小谷杜氏、諏訪杜氏、飯山杜氏、飛騨杜氏が入り乱れている信州では、個性豊かなラインナップになるのは必然といえるのだとか。
また、信州と違って、新潟では業界規制がきっちり働いているために、どの銘柄も一定の味は保っているのだそうです。

でも我々は、そんなやんちゃな信州の日本酒が好き(笑)

店舗情報

信州くらうど
ジャンル:居酒屋
アクセス:長野電鉄長野線長野駅出入口3 徒歩1分
住所:〒390-8545 長野県長野市南千歳1-22-6 MIDORI長野 2F(地図
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情報掲載日:2019年8月18日

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