話は前の日の夕方にさかのぼります
前回、郵局(桃園國際機場および松山機場内を除く)での両替には手数料がかからないと知った以上、空港で両替する気になれるわけがなく、さしあたっては手持ちの台湾元でこと足りるからと、板橋に着いてから両替しようと決めていました。
気がかりといえば、営業時間内に郵局を見つけ出せるか。
この問題も、駅のインフォメーションで尋ねれば、さして難しいことではありませんでした。
「楽勝」と思いきや…
板橋車站から一番近い郵局は、市政府の地下1階。
階段を降りると、ベーカリーや美容室、花屋、コンビニとともに、「郵局」「銀行」の表示が出ています。
営業終了の17:30まで30分弱。
間に合ったと、胸をなでおろします。
「両替をしたいんですが」
「何の両替?」
「日本円から台湾元に」
「外貨? こんな小さい郵局じゃなくて、大きいところへ行かなきゃダメよ」
市政府という公共性の高い場所なだけに、両替業務があってしかるべきだと思っていましたが、案内のおばちゃんからお説教を受ける始末。
入り口の看板を改めて確かめてみると、確かに「外幣買賣」はありませんでした。
いやはや、初日の宿代や太魯閣號のチケット代を事前にカード払いしてなかったら、どうなっていたことやら…。
店舗情報
★新北市政府郵局
中山路一段板橋區新北市220 地下1樓
02-8964-5399
午前8時30分~午後5時30分
土・日休業
*板橋車站から最寄りの両替取扱局はコチラ
https://goo.gl/maps/3XsFvH3Ft5S3QcgS8
12月12日、花蓮に着いて最初にやったのは…
郵局は街の中心、街の中心は中山路?
手持ちの台湾元が心もとない状態でやって来た花蓮。
何はさておき、郵局を探さなければなりませんが、ワタクシには確信がありました。
「郵局は街の中心にある」
「街の中心はたいてい中山路である」
10年ほど前のガイドブックからの白黒コピーとはいえ、地図があるとないでは大違い。
街の中心部を目指して中山路を歩いて行きます。
花蓮站から歩いて15分ほど。
30数年前に駅が移転となった花蓮の街は、街の中心部までが結構遠いのです。
おっ、自由廣場の先にある建物は…?
建物の前にあるバスの停留所の名も「郵政總局」
それにしても、実用性をほとんど無視したベンチだこと。
確信は間違っていなかった!
きっとこの時、したり顔になっていたんじゃないかと思います(笑)
ちなみに、花蓮市内に3カ所ある両替取扱局のうち、もうひとつも中山路沿いにあります(名称もまんまストレート)
いざ、両替
ちゃんと「外幣買賣」の看板もあるし、
ディスプレーにレートも表示されています。
番号札を取って、まいりましょう。
窓口は空いていたものの、担当した男性局員は両替をやったことがなかったようで、先輩や上司にひとつひとつ尋ねないことには進みません。
前回と同じような展開に「またか」と思いつつ、でも、彼にとってはいつかは通る道。
温かい気持ちで見守るのみです。
結局20分ほどかかりましたが、「お待たせして申し訳ありませんでした」のひとことに誠意が詰まっていて、すがすがしい気持ちを覚えました。
2万円両替して5,414元と、前回よりもよいレート。
もちろん手数料はかかっておりません。
さしあたっての台湾元があり、急ぎでなければ、今後も郵局で両替しようと思っています。
店舗情報
★花蓮國安郵局
花蓮縣花蓮市中山路408號
03-833-1141
午前8時30分~午後5時30分(郵便業務は午後7時まで、土曜は午前9時~正午)
日曜休業
https://www.post.gov.tw/post/internet/I_location/post.jsp?ID=1302&prsb_no=009100-3
“2019年駆け込みタイワン 2章2節「中山路で●●を探せ」” への1件の返信
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