2月17日。マダムたちのアテンドから解放されて
「任務、お疲れさま」
胡椒餅半個の晩ごはんを済ませ、マダムたちの部屋を出ると、Yasushiさんはいいました。
時間はまだ夜の7時半を回ったところ。
「さっき外で待っている間に、クラフトビールが飲める店を見つけたんですけど、1杯やりませんか」
「お腹はいっぱいだけれど、飲みだったら」
同じ便を取れなかったため、明日の行程をYasushiさんにゆだねることになりますが、ひとまずブログ旅行社の慰労会ということで。
アクセス
クラフトビールもあるカフェバー「Jap Jap Bikini」があるのは、ホテルがあるビルの1階。
懷寧街側に並ぶ飲食店街の一角、足つぼマッサージの「足満足」のほぼ向かいです。
まわりの店に比べると、異色ともいえるムーディーな外観。
店の前にいるスタッフからチラシを差し出され、「さっきもらいましたよ」と笑います。
店内の様子
ガラス戸を開けて店内へ入ると、目の前にビアサーバー。
左手の冷ケースにはさまざまなラベルの瓶ビールが並んでいます。
一番奥のテーブルから見た店内。
客層が若いですなぁ。
メニュー
席に案内されるとすぐに、スタッフがフードメニューのボードを持って説明にやって来ました。
フードメニューはステーキやパスタなどガッツリめ。
チラシに載っているモノとおおかた同じようです。
「お腹いっぱいだから、飲み物だけで」
そういうと、残念そうな顔をしたのが見て取れました。
何枚かあるドリンクメニューのうち、ワタクシの目を引いたのはコチラ。
二十四節気がテーマになったビールです。
2016年のWorld Beer Award(WBA)で「世界で最も実験的なビール」を受賞した「雨水」をはじめ、コンテスト受賞銘柄も各種。
台湾でこんなに大規模にクラフトビールを手がけている会社があるなんて、初めて知りました。
すべての銘柄にアルコール度数、IBU(国際苦味単位)、原材料、スタイルなどが記載されています。
後に続く説明も興味深いですが、すべて英語なのがじれったい。
あとは値段も明記してほしい(苦笑)
いただきます
■龍洞(250元)、立冬(240元)
Yasushiさんの頼んだ「龍洞」は生ビール。
台湾啤酒よりさらに軽く、南国らしさを感じます。
一方の「立冬」は、台湾茶葉を使用したベルギービール系。
アルコール度数は7.2%と高めで、黒ビールのわりには軽い口当たりです。
ゆっくり少しずつ飲むのに向いたビールって感じ。
1杯200元以上するし、10%の服務費が加算されるけれど、台北車站に近いロケーションでクラフトビールが飲めるというのは魅力。
「バーに行くと考えれば、アリじゃないかな」
Yasushiさんのひとことが説得力ありました。
店舗情報
★Jap Jap Bikini
台北市中正區忠孝西路一段72-26號
02-2312-0687
午前10時30分~深夜零時
★啤酒頭醸造
http://headbrewers.com.tw/#(繁体中文)
http://headbrewers.com.tw/EN/#(English)