ブログ旅行社presents・台湾食堂へご案内 2章9節「みんな大好き、胡椒餅」

2月17日。この日の晩ごはんは

家樂福でお買い物の後は、タクシーでホテルへ。
別行動をしていたYasushiさんも、部屋に戻ってひと休みしていました。
台北車站の目の前のホテルにしたのは、こういうパターンが想定されていたからなんですね。

夕方になって、マダムたちの部屋に集合して打ち合わせ。
「晩ごはん、食べなくてもいいくらいだなぁ…」
「でも、胡椒餅くらいならいけるかな」

せっかくだからマダムたちが行ったことのない店でと思いましたが、出歩きたくないという意見が出たことから、手近で外帯することにしました。

アクセス

ホテルからは、同じブロックの対角線をつないだ角。
懐寧街から開封街と歩いても、100mあるかないかといった近さです。
もしかしてそれも、ホテルを選んだ理由だったりして(笑)

店内の様子

開封街と重慶南路の角、行列が目印の「福州世祖胡椒餅」
本店は饒河街觀光夜市にありますが、利用するのはもっぱらココだったりします。
でも普段に比べると、並んでいる人は少なめ。
これなら最初のサイクルで買えそうです。

ふたつ分のお代を握りしめて列に並ぶも、ワタクシの前で残り1個に。
1個買いの人に譲って、次のサイクルを待つこととなりました。
こんなことでもなければ、つくるようすをゆっくりと眺めることもなかったので、ある意味ラッキー。
店の前に並んでいる人がいない光景も、珍しいといえるかもしれません。

3人がかりでせっせと包んだ胡椒餅が、

台の上に整然と並べられていきます。

ふたつある窯のひとつが焼き上がりに近づいたころ、

包み上がった胡椒餅の表面に油(水?)を塗って白ごまをふり、もうひとつの窯の壁面へと張り付けていきます。
窯から1m近く離れた場所でも、熱気はかなりのもの。
技術はもちろんのこと、手の皮の厚さも必要です。

さぁ、我々の分の胡椒餅も焼きあがってきましたよ。
ワクワク、ワクワク…。

一連のサイクルは10数分といったところ。
正真正銘の焼きたてを手に入れられるなら、待つのも苦にならない時間です。

いただきます

■胡椒餅(55元)
今回は1個をふたりでシェア。
マダムたちの部屋でお茶をいれていただきました。

ホテルまでの間に多少時間がかかったからと油断していましたが、飛び出してきた肉汁の熱さに目を白黒。
肉あんの胡椒も今まで以上に効いているように感じました。
色鮮やかなネギもたっぷり。
「日本のネギだと水っぽくなって、こんなふうにはつくれないよね」
初めて食べて以来、何度か再現を試みているアツコさんも、こればかりは克服することができないようです。

しっかり味でお腹にたまるので、半個でも十分満足。
でも、このアツアツとピリピリにお茶だけだなんて…(苦笑)

店舗情報

★福州世祖胡椒餅
台北市中正區重慶南路一段13號
02-2311-5098
午前11時~午後9時

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