ブログ旅行社presents・台湾食堂へご案内 3章1節「以心伝心、魯肉飯」

2月18日。台湾最終日は単独行動

午後の松山―羽田便で帰国する一行があと半日行動できるのに対し、お昼前には桃園機場に着いていなければならないため、実質自由になるのは朝ごはんのみ。
マダムたちがまだ休んでいるなか、ホテルをチェックアウトし、淡水信義線から中和新盧線(迴龍行き)へと乗り換えます。
中和新蘆線は大橋頭の先で分岐するので、蘆洲行きに乗らないよう注意。

朝ごはんだったら、台北の街なかにいくらでも食べるところがあるだろうにと思うでしょうが、いかにも日本人向けの店には敢えて行きたくないと思ってしまうワタクシ。
そう考えるのはYasushiさんも同じようで、タブレットでGoogle Mapを眺める姿に同類意識を新たにしていました。
「新北なんだけど、ココの魯肉飯を食べに行ってみようと思うんだけど」
Yasushiさんが示したのは、ワタクシも候補に挙げていた店。
「以心伝心、魯肉飯」と、思わず笑いがこみあげたのでした。

アクセス

前の日、ワタクシがマダムたちをアテンドしている間に行ってきたというYasushiさんには「ズルい」というほかありませんが、桃園機場へのルートを工夫すれば、十分立ち寄れます。
最寄り駅は、民權西路から3つ目の菜寮。
構内の地図を確認し、1番出口から地上へ出ます。

出口からすぐに折り返し、すぐ脇の道を北へ進んでいくと、大きな通りにぶつかります。
右に曲がると、新北市立聯合醫院。
まぁるく刈り込まれた木がなんだかイイ感じです。

そのすぐ隣、新北市三重區衛生所(保健所)の前で横断歩道を渡り、

立派な運動公園を突っ切ります。

このまままっすぐ進めば目的地だというのに「禁止跨越」の看板が。

300元の罰金を払わされてはかなわないので、右側から回り込みます。

駅から中山藝術公園の前を通り、高架に沿って進むほうが無駄のないルートだったかもしれません。

大仁街まで来れば、もう着いたも同然。

萊爾富(Hi-Life)の手前に、青地に白で「今大魯肉飯」と書かれた看板が見えてきます。

メニュー

魯肉飯の店ですが、小菜もいろいろ。
「排骨」と書かれた、スペアリブスープのバリエーションが目を引きます。
竹筍(タケノコ)に、苦瓜(ゴーヤ)、香菇(キノコ)
扒菜って何だったっけ…?

店内の様子

入り口で注文を済ませて店内へ。
庶民派の店でありながら、しっかりとしたテーブルと壁の赤い額がさりげなく風格を感じさせます。

ワタクシが座った席のすぐ近くには、2018年に最佳人氣餐廳を受賞したことを示すプレートがありました。

いただきます

■魯肉飯(30元)、香菇排骨湯(50元)
魯肉飯+スペアリブスープの基本的な組み合わせ。
お茶碗すり切りで盛ったごはんの上で、粗めのお肉が輝いています。

お肉よりも脂主体ですが、その脂がかなりいい味。
粘り気が少なくあっさりしたお米との相性はサイコーです。

スープを口にすると、シイタケと貝のうまみがスバラシイ。
口のなかでとろける白いかたまりはニンニク。
ゴロゴロと入ったスペアリブは、スルッと骨から離れます。
「最高のエナジースープ」と呼ぶにふさわしい逸品。
コレだけのために訪れる価値もあるように思いました。

ちなみに大仁街を少し先まで進んだところには「今大關係餐飲」なる看板が。
コチラは麺を扱っている店のようです。
なかなか繁盛しているように見受けられましたが、リサーチはまたの機会に!?

店舗情報

★今大魯肉飯
新北市三重區大仁街40號
02-2983-6726
午前6時30分~午後9時
不定休(店頭に表示)
https://m.facebook.com/pages/%E4%BB%8A%E5%A4%A7%E6%BB%B7%E8%82%89%E9%A3%AF/188468101171943

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