ブログ旅行社presents・台湾食堂へご案内 3章5節「ラウンジをはしごする」

2月18日。ようやくチェックイン開始時刻となりました

ワタクシが着いた時に比べると心もち人が増えたように見えなくもありませんが、出発ロビーは相変わらずガラガラ。
觀景台散策の間、邪魔で仕方なかった荷物から解放されるのを励みに、先ほど突っ切ったフロアを引き返します。

チェックインも並ぶことなく、すんなりと。
ボストンバッグを入れたかごバッグは、大きいビニール袋に包まれ、ベルトコンベアに乗せられました。
「また、成田で会おうね」
X線検査装置に吸い込まれていくのを見届けて、保安検査場へ向かいました。

テクテク歩いて1タミへ

ステータス獲得以降、出国後はラウンジに直行するのがお決まりでしたが、目新しさがなくなってきたうえ、2カ月前に来たばかりだしと思っていたのが正直なところ。
しかし、ブログ旅行社の達人の方々にとってはラウンジのはしごというのも当たり前だそうで、Yasushiさんが「距離はあるけれど、1タミ(第一航廈)まで歩いて行けば、キャセイのラウンジが使えるよ」と、アドバイスをくださいました。
行きと帰りで違うエリアを通れば、ぐるりと一周できるとのこと。
ラウンジや搭乗口のあるDエリアへは出ず、敢えて普段通らないCエリアから歩いてみましょう。

左手に広がる窓から振り返ると、ガラス張りの壁面が特徴的な2タミ(第二航廈)が。

こうやって見比べると、やはり1タミは古めかしい感じがします。
屋根のカーブが国父紀念館に似ているのも、そう見える一因かもしれません。

歩くこと10分ほどで、1タミへの入り口へ。
通路が広く、クールに店が並ぶ2タミよりも、コチラのほうが店の密度が高くて、歩いていて楽しいように思います。

さらに5分ほど歩き、ターミナルの中央が近づいてきたところで「貴賓室」の看板が見えました。
通路と別フロアなのも、スペシャル感があっていいものです。

階段を上がると、廊下は意外とフツー。
手前から國泰航空(キャセイパシフィック)、環亞機場(PLAZA PREMIUM)、中華航空(チャイナエアライン)、星宇航空(STARLUX)のラウンジが並んでいます。
でも、環亞機場は工事中でクローズでしたね。

キャセイのラウンジに初潜入

「入れますか?」
カウンターのスタッフに航空券を差し出すと、真剣な表情で確認してから「どうぞ」と思い切りの笑顔で迎えてくれました。

壁の案内で何がどこにあるかをつかんだら、1カ所ずつのぞいていきましょう。

一番入り口に近い、閲覽間(Bureau)
真ん中に据えたナチュラルな長テーブルと、ガラス球の照明がカジュアルな印象です。
室内には新聞を整えているスタッフがひとりだけ。
人が全然いないというのも、入りにくいものですねぇ…(苦笑)

ミールは、インゲンやモヤシの和え物、サラダといった野菜系と、

冷ケースにフルーツやケーキ、ヨーグルトが並ぶ程度。
あくまでも、新聞や本を読む時のお供的位置づけなのでしょう。

閲覽間を出て向かいにあるPCコーナー。
嫌味なくらいにスタイリッシュです。

そして、一番奥の悠然吧(Bar)を偵察。
シックでラグジュアリーな雰囲気には「ラウンジ」という言葉がしっくりきます。
香港の航空会社だけに、イギリスのセンスが入っているのでしょうか。

コチラのひとり用ソファは、キャセイグリーン。

ダイニングテーブルが置かれたスペースもありました。
モデルルームのように隙がなくて、飲み食いするのに気が引けてしまいそうです。

風味坊(Noodle bar)で腹ごしらえ

Yasushiさんからアドバイスをもらうまでもなく、キャセイのラウンジに行くことがあれば絶対にと思っていたヌードルバー。
朝ごはんがまだイブクロに残っていますが、麺は別腹ですから(笑)

「ワンタン麺ひとつ」
注文カウンターでそういった直後、朝食用だったメニューが終日用に入れ替わりました。
朝食用を撮っておけばよかったと思っても、時すでに遅し。
でも、ワンタン麺は変わらないのね。

カウンターには調味料や薬味、漬物が。
アルコールは缶の台灣啤酒があるだけで、飲みながら食べるのではなく、飲むならバーへ行ってほしいということのようです。
サラダやデザートは閲覽間にあるし、食事として組み立てるにもあまり向いていないみたい。

できあがりを知らせる端末を受け取ってテーブルへ。
台灣啤酒の金牌をゆっくり飲りながら待ちましょう。

■鮮蝦豬肉雲呑湯麺
ミニサイズの丼に半分ほど。
クリアなスープにココロときめきます。

麺は細麺で、芯が残るゆで加減。
あっさりスープで食べるチンゲンサイがホッとする味です。

ワンタンはでっかいのがふたつ。
エビの存在感が立派で、麺よりもワンタンが主役じゃないかと思ってしまいます。

点心を追加したい思いにかられますが、カバンの中の蛋餅の存在を思い出していただきます。
この時点で正午。
歩いて戻る時間もかかるので、これにて打ち止めです。

ただいま~(笑)

そして、先ほど歩いてきたのとは反対側のAエリアを経て2タミへ戻り、

いつもの場所で改めてひと休み。

ジンのオレンジジュース割りがほどよく回ったところで、

マッサージチェアーでカラダをゆるゆるにしてもらいました。
そういえばキャセイのラウンジでは、マッサージチェアにお目にかからなかったなぁ…。

施設情報

★國泰航空貴賓室
桃園市大園區航站南路9號 第一航廈4樓
https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/destinations/lounges/taipei-tpe/cathay-pacific-lounge-taipei.html

★JAL桃園機場貴賓室
桃園市大園區航站南路9號 第二航廈3樓
https://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/tpe/

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