相棒と東中野のアフガニスタンへ 【パオ・キャラヴァンサライ(中野区)】

2月28日。JR東中野駅のホームで相棒と合流して

仕事帰りに通るたび、鼻腔をくすぐるスパイスの香りに気になってたまらなかったお店。
調べてみたところ、アフガニスタン料理の店とあり、ますます興味が高まっていました。

アクセス

西口改札を出てロータリーを左側に進み、山手通りを渡って目の前。
都営大江戸線ならA3出口が便利です。

店先のメニューを見ると安くはない印象ですが、とりあえず入ってみるとしましょう。

店内の様子

靴を脱いで案内されたのは、じゅうたん敷きの部屋。
「アフガニスタンとペルシャって近かったっけ?」と、地図を頭に思い浮かべます。
実は、あのあたりの国って「中央アジア」でひとくくりになっていて、よく分からないんですよね…(爆)

メニュー

アフガニスタン料理だというのに、ギネスビールにメキシコビール!?
スペイン産のワインやシェリー酒に、マッコリ、焼酎、泡盛と、ドリンクメニューだけ見るとなかなかの多国籍です。
そんななかで目を引いたのが、「シルクロードの味」と書かれた乳酒と、どんぐりのリキュール。
見渡せば、それっぽい形をしたポットがのっているテーブルもちらほらと目に入ります。

カクテルもベースごとになっていて分かりやすいです。

マトン&ラム料理でひとつのカテゴリーとなっているのを見て、羊肉好きの我々は大喜び。
カバブはマストとして、アフガンマントウかラグマンのどちらかも食べたい。

お高めだと思っていた料理は、2~3人向けの鉄鍋料理「カラヒィ」
カラヒィとは、アフガニスタン、パキスタンにまたがる地域で使われる調理道具なのだそうです。
ひとり用のオリジナルカラヒィなら、お値段も手ごろ。

ブラニはアフガニスタンの包み焼きパン。
期間限定の羊のしゃぶしゃぶもあります。

いただきます

■どんぐりのリキュール ショット(600円)
「どんぐり」という言葉が秘める不思議な魅力に、ホッピーセット(550円)とともにオーダー。
鼻を近づけると、ナッツの香りが濃厚です。
香ばしさとほどよい甘みで、ミルク割りが合うのも納得。
ウチで漬けてみたい気もするけれど、我々になじみのあるどんぐりとは違う種類なんだろうな…。

■カバブ(350円)、ムルグ(300円)
カバブは塩コショウを効かせた羊肉の鉄串焼き、ムルグはタンドリーチキンのような香辛料のペーストに漬け込んだ鶏の鉄串焼き。
香りからして、カバブに使われているのはラムではなくマトンのようです。
歯切れがよく、どことなくレバーっぽくもあって羊モードをイイ感じに満たしてくれます。
ムルグもむね肉のわりに柔らかでジューシーだし、垂れた油やタレで食べるオニスラがまたオイシイ。

■ラグマン 並(900円)
羊挽肉とトマト、シシトウのゴマ和え麺。
おひとりサイズのカラヒィに入っています。
なるほど、かごで編んだカバーが鍋敷きというわけですね。

羊肉は細かめ、麺はリングイネくらいの平たさ。
パクチーたっぷりもウレシイです。
ゴマが結構効いていて、中央アジア風ボロネーゼといったところでしょうか。

我々が利用したじゅうたん敷きの席も趣がありましたが、山手通りに面した側にはカウンター席も魅力。
いずれ、仕事帰りにココで1杯やろうと企んでいます。

PAO Caravan Sarai
ジャンル:アジア料理
アクセス:都営大江戸線(放射部)東中野駅A3口 徒歩1分
住所:〒164-0003 東京都中野区東中野2-25-6 1F(地図
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情報掲載日:2020年2月28日

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