ラーメン激戦区でしおそばを 【焙煎汐蕎麦処 金字塔(北区)】

2月29日。COVID-19拡大の影響がじわじわと…

週明けからの小中学校の一斉休校が突然に決まり、自由に出歩ける最後の週末的な雰囲気も漂うなか、山好きの相棒が前々から行きたがっていた「植村冒険館」を訪問しました。

都営三田線の蓮根駅から徒歩5分。
1984年2月にマッキンリー登頂後に消息を絶った植村直己の功績と冒険精神を後世に伝えることを目的に、彼が15年間暮らし、数々の冒険の出発地となった板橋区に設立された記念館です。
入館は無料。
パネルそのものでなければ、撮影も認められています。

そんな「植村冒険館」も、感染拡大防止のため、週明けから休館。
このタイミングで訪れることができたのは幸いです。

暖かくて気持ちのいいお天気に誘われ、この日ふたつめの目的地までお散歩。

道中のスーパーで燃料を補給します。
すっかり諦めていたマスクも、期せずして手に入ってラッキー。

小豆沢河岸広場から新河岸川を眺め、

赤羽並木通りの坂を上り下りして、小1時間かけてゴールが見えてきました。

ココまでやって来た目的は、もちろん昼飲み。
「すきっ腹で飲むのはヤバいよね」
ということで、腹ごしらえです。

アクセス

JR赤羽駅東口から線路沿いに北へ進むこと500mほど。
地図上では分岐があるように見えますが、通りを渡ってからそのまま進んでいけば、迷うことはありません。
途中にもラーメン屋が何軒かあり、ラーメン激戦区であることを認識させられます。

旧岩槻街道に突き当たる手前で目に入る「特撰しおそば」ののぼり。

焙煎塩つけそばの店「金字塔」に到着しました。
もとはといえば、礼拝帰りの腹ごしらえを調べるなかで知った店でしたが、こういう形で訪ねるとはね(笑)

焙煎の技法を打ち出した、しおそばがウリのコチラのお店。

店の外まで順番待ちの列ができることも珍しくはないようです。

メニュー

開け閉めがシブい引き戸を入ると、左手に券売機。
汁麺タイプのしおそば、つけ麺タイプの塩つけそば、それぞれにバリエーションと基本形/特選の別があります。
普通盛りの麺の量は、らーめんが150g、つけめんが140g+70g。
午前11時から午後5時まで麺大盛無料とあれば、もちろん頼んじゃいますよね~(笑)

店内の様子

カフェバーと思えるような店内は、カウンターとテーブルとで24席。

クラフトビールや世界のビール(各650円)もそろっており、飲みながらラーメンを楽しめます。

入り口近くの壁には、タレントやスポーツ選手、アナウンサーのサイン色紙が。
ガイド本でも紹介されているようです。

いただきます

■特選鯛だししおそば(1,000円)
にごりのないスープと細麺のほれぼれするような美しさ。
鯛の香りもしっかり感じられます。
「ゆずの皮がいい仕事しているねぇ」
一方でおこげは、相棒はあまりお気に召さなかったみたい。

■特選しおつけそば 大盛(1,100円)
陶製の2段重ねのせいろにつけだれ、薬味、小皿がふたつと、そば御膳といってもいいほどのビジュアルです。
トッピングはおこげ、黄金煮玉子、豚タンチャーシュー+ネギ、リンゴのチップでいぶしたベーコン、鶏つみれ、極太メンマ、国産ほうれん草。
これだけで飲めるんじゃないかと思っちゃいます。

食べ方3原則に則り、まずはそのままざるそばのように。

三河屋特注の細麺は、上段が国産小麦仕様のツルッとした麺。
塩気が強く脂も多いつけだれに、ホースラディッシュがよく合います。
つけだれが冷めにくいのは、脂のおかげでしょうか。

下段の全粒粉麺は、ゴツッとした力強さと香ばしさが特色です。

ある程度食べ進んだら、コーヒー油を投入。
焙煎香を強めるのが狙いなのでしょうが、個人的に入れないほうが好き。

麺の残りが少なくなってくると、スタッフが玄米茶の入ったポットを持ってきてくれます。
まさにそば湯のイメージ。
お茶漬けのような味にイブクロがホッとします。

先が見えない不安はあるけれど、こういう時期こそ、日本を元気にしてくれる存在が必要ですよね。

焙煎汐蕎麦処 金字塔
焙煎汐蕎麦処 金字塔
ジャンル:ラーメン店
アクセス:JR赤羽駅東口 徒歩5分
住所:〒115-0045 東京都北区赤羽1-62-5(地図
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情報掲載日:2020年2月29日

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