2年越し、●●を果たす瀬戸内旅 1章3節「海軍カレーを食す」

10月1日。呉といえば…

空港からバスで1時間ほど。
呉へやって来ました。

駅から長いペデストリアンデッキを歩いて行くと、

呉氏も出迎えてくれました。
呉市を徹底的にアピールするためだけに生まれたキャラクターだそうです。
呉氏オフィシャルサイト:https://www.kureshi-official.com/

横須賀、佐世保、舞鶴とともに、軍港の町として知られる呉。
世界最大の戦艦である「大和」などを建造した卓越した造船や鉄鋼の技術は大手メーカーに引き継がれ、今も主要な産業となっています。

ココで足を運んだのは「大和ミュージアム(呉市海軍歴史科学館)」

ではなくて「てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館)」
1986年から2004年に海上自衛隊で就役していたという実物の潜水艦、インパクト絶大です。

海上自衛隊の広報を目的とした施設とはいえ、入館無料なのはスバラシイ。
2021年10月時点では新型コロナウイルス対策のため、1日4回の入替制となっています。

展示内容や中の様子についてはその方面の記事に譲るとして、海上自衛隊の歴史や掃海艇・潜水艦の活躍と、なかなかの見ごたえです。

そして艦内体験として、潜航中の環境や生活を疑似体験できるのもココならでは。

なお、見学時間(最大1時間30分)はショップおよびカフェの利用も含めてとなるため、計画的な時間配分をおススメします。

アクセス

というわけで、ほどよき時間となりましたので、呉グルメにまいりましょう。

我々が目を付けていたのは「呉ハイカラ食堂」
ペデストリアンデッキにも看板が出ています。

てつのくじら館を出て、ゆめタウンを左に見ながら100m近く進むと、

大和ミュージアムと兼用にもなっている立体駐車場があります。

入り口周辺は雑草も生い茂っていて、ちょっと寂れ感(苦笑)

入ると目の前にエスカレーターがあり、迷うことはありません。

呉といったら、何といっても海自カレー。
でも、オムライスや冷麺にもそそられてしまいます。

店内の様子&メニュー

エスカレーターで上がった先はいささかマニアックですが、ひるまず進みましょう。
人によっては見入ってしまうかもしれませんが(笑)

ようこそ、「呉ハイカラ食堂」へ。

海自風の制服を着用したスタッフが、奥の掘りごたつ風の席に案内してくれました。
グレーと赤に塗り分けられた壁に、ランプ風の照明。
雰囲気も潜水艦を意識しています。

海上自衛隊の最強レシピ「艦めし」
潜水艦そうりゅうで提供されているレシピがベースの「THE蒼龍テッパンカレー」にするか、

クジラカツが付いた「海自テッパンカレー」にするか…。
辛くて甘い元祖潜水艦カレーと、やや甘口のそうりゅうカレー。
ルーが選べるのはコチラだけです。

テッパンカレーが現在の姿なら、コチラは海軍のころのレトロな味といったところでしょうか。

いただきます

■瓶ビール(600円)
こういう時には瓶ビール、とくにキリンが似合います。

■海自テッパンカレー(1,450円)
クジラカツが食べたかったので、コチラを。
カレーはそうりゅうカレーを選びました。
カレーはマイルドだけどフルーティーで牛すじの香り。
クジラカツは下味にカレーを使っているようで、クジラ臭は気になりません。
らっきょはよく漬かったなりにオイシイし、あっさりした甘口の肉じゃがも美味。

■明治海軍式チキンライス(1,300円)
まったく予定になかったものの、「明治海軍式」の響きについ…。
骨付きのローストチキンは、表面がパリッとして中はムッチリ。
甘酸っぱいケチャップ味のごはんにも鶏肉がゴロゴロ入っています。
行きの機内誌で読んだ浅田次郎のエッセイではないけれど、洋食が一般的になったのには、軍隊で洋食を知った人が帰ってきて広めたのも少なからず影響しているのだなと。

今回の旅では恩恵にあずかれると思っていなかった「街P祭」
幸先のいいスタートに気をよくします。
わっしょーい。

店舗情報

日招きの里 呉ハイカラ食堂

[住所]広島県呉市宝町4-21 折本マリンビル3号館2階
posted with タベレバ

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