海なし県民、ホンモノの干物にウットリする 【小田原ひもの 旬彩干物セット】

1月某日。ピンポーン、お荷物です

相棒の入院中、退院したら一緒に食べようと、楽天のお買い物マラソンで食糧をあれこれと買い付けておりました。
まずはカルシウム摂取のために、アーモンド小魚でしょ。
それにオイシイ干物も久しく食べていないし、骨のためには丸干しなんかイイよね~。

ポイントが5倍になる「5の付く日」に合わせて、あらかじめ目を付けていたセールの干物をポチッとするつもりでいたのですが、日付が変わるや早々に売り切れ。
それでも1度その気になってしまったのは如何ともしがたく、お得感のある品を探して市場を徘徊します。
量も手ごろで送料もかからないことだし、このあたりにしますかね。

受け取りは着日指定で

クール冷凍便での配送のため、確実に受け取れるよう、相棒が退院してくる日の夕方を指定。
到着するのを待ち構えて、スチロール容器を開けました。
この時点で結構、魚のにおい。

■旬彩干物セット(2,450円)、ウルメイワシ丸干80g(380円)
包んであるビニールを開くと、形のいい干物がダイレクトに入っています。
単品で注文した丸干しは、ビニール袋に入った状態で。

箱の向きをくるりと変えて、お魚さんの顔が分かるように。
手前がカマス、奥が真イワシ、下に隠れているのがイサキですな。

小田原での干物づくりは、江戸時代に地場で上がるアジやカマスを開き干しにして保存食として商いしたことに始まったといわれます。
魚市場で仕入れた旬の魚を伝統の技術に則り、衛生的な設備のもとで、じっくり乾燥させた干物。
それに対し、スーパーなどに出回っている干物が「乾いていない干物」だというのも、今回の注文を通じて知りました。
だからこそ、解凍からの冷蔵保存で低温熟成し、5日間の日持ちが可能なのだそうで。
ひとまず1尾ずつ分けて包んで、冷凍庫で休んでもらいましょ。

いただきます

第1弾は、カマスとイサキを1尾ずつ。
ワタクシが具だくさんの汁物を用意している間に、魚の扱いに慣れている相棒に焼きをお願いしました。
表面の水気をふき取り、皮を下にして魚焼きグリルへ。
焼き過ぎは禁物です。

焼きたての干物を、この時期のお楽しみにしている米澤酒造の特別純米生原酒「おたまじゃくし」とともに。
プリッとした身の弾力と凝縮した旨味に、干物というのはこんなにうまかったのかと目を丸くします。
酒が魚をうまくし、魚が酒をうまくする-。
うますぎると言葉が出ないってのは、こういうのをいうんでしょうなぁ。

それから数日も経たずに、イワシの丸干しを。
コチラはフライパンで転がしながら、焦げ目がつくまで火を通します。
塩加減もワタの苦みも、焦げ目の香りもうまうまさん。
「おいしくカルシウム補給」が、わが家における当面の課題になりそうです。

商品情報

★小田原ひもの 旬彩干物セット
魚の旬に応じて干物の種類が変わるセット
内容量:1セット5~6枚
価格:2,450円
https://item.rakuten.co.jp/yamaichi-himono/s-himono-1/


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村