湯治部仕上げ合宿 Mission13「18きっぷのポスターで見た風景へ」

4月9日。鹿児島でも歩け歩け大会(笑)

ソラマメ畑と大地のチカラと

はちわれ農園を出て、JR最南端の駅である西大山駅を目指して歩いていくと

ソラマメ畑が広がるなか、「スヌーピー山」こと竹山が、次第にそれっぽい形になってきました。

ソラマメは指宿が誇る特産品のひとつ。
指宿駅の駅名標にもイラストが描かれているほどです。

見るからに立派なソラマメ。
滞在中にぜひ食べたい。

そして北側に見えるのが、九州電力の山川地熱発電所。

再生可能エネルギーというと太陽光ばかりに目が行きがちですが、九州では地熱が大きな割合を占めているのです。
山川地熱発電所は、大分・八丁原発電所展示館と並ぶ、見学のできる地熱発電所のひとつ(要申込、無料)
スケジュールにゆとりがあるなら、大地のチカラについて勉強するのもアリかもしれません。

山川地熱発電所展示室:https://www.kyuden.co.jp/life_pavilion_yamagawa_index.html

開聞岳へ向かって伸びる線路

にしても、日差しを遮るモノがまるでないのが何気にこたえます。
日焼け止めをうっかり荷物に入れたまま預けてしまったのを後悔…。

しばらくすると、畑のなかの道は、ヤシの木が立ち並ぶ県道242号に行き当たります。

左へ折れると、浦島太郎が竜宮へ旅立った岬とも伝えられる長崎鼻。

でも、我々は右へ。
キャベツ畑の先、指宿枕崎線の線路をまたぐ陸橋をめざします。

陸橋の上から望む、線路と開聞岳。

実はこの風景、2010年夏の青春18きっぷポスターに採用されたロケーションなのです。
もっとも「ゆっくり行きましょう」といわれたところで、時間が限られている旅では、夕暮れ時を待つことも、1日に7~8本しかない列車を待つこともできませんが。

線路端を最短で行くルートがないため、いったん国道226号まで上がってから畑沿いの道を下りながら西へ進みます。

そして、「かいもん市場」のプレハブが見えて来たら、

目的地の西大山駅はもうすぐ。

そこから一番近い踏切にも立ち寄ってみました。
「中学校踏切」という名ですが、ココから2kmほど西にあった開聞町立川尻中学校は、およそ半世紀前の1972年に統廃合され、その面影はありません。
加えていうと、JR最南端の踏切はココではなく、駅の西側にある西大山踏切だそうで…。

踏切から見た、草生い茂る線路w

駅の近くまでやって来ると、駐車場に何台もクルマが停まっているのが見えました。
指宿枕崎線沿線有数の観光地。
いくら列車の本数が少ないといっても、歩いてアプローチするモノ好きは、我々くらいのようで(笑)

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