3月某日。2022年のふるさと納税第1弾です
楽天モバイルへの乗り換えなどで、昨年から持ち越した期間限定のポイントは20,000円分以上。
ふるさと納税に充てるのが最も有効だろうと、年明け早々から候補をリストアップしていました。
1月は年末に届いた返礼品がまだ冷凍庫を陣取っているのと、相棒の骨折~入院騒動で見送り。
2月の「市場の日」に合わせてポチッとするつもりでいたところ、相棒から「コッチのほうが骨になりそうだから」といわれまして…。
ふるさと納税額「日本一」の街
今回ふるさと納税をしたのは、宮崎県都城市。
鹿児島県と県境を接し、宮崎市に次ぐ県内第2位の人口を擁する街です。
令和2年のふるさと納税額は135億円で、3度目の日本一。
農業出荷額(令和元年)、焼酎メーカー売上高(令和2年)においても日本一なんですって。
注文から約40日で到着
佐川からの冷凍便が届いたのは、注文から40日ほど経った3月の下旬。
3月の出荷予定という連絡はあったものの、どのタイミングで届くかはまったく分からず、週末の買い出しから帰ってきた直後の到着に泡を食いました。
今回の返礼品は、都城産のキジ肉1羽セット。
わが家においては、北海道のエゾ鹿、秋田県のフランス鴨、熊本県猪肉に続くジビエです。
日本の国鳥で、古くは日本書紀に仁徳天皇が遊猟の際に獲ったという記述も。
鶏肉などの肉に比べて高タンパク低カロリーで、疲労回復や美肌に効果があるといわれており、「最強のジビエ」の表現も分からなくありません。
ただし、1羽セットというのは常時入荷ではないらしく、この記事を書くために検索した時点では取り扱いなし。
見つけた時が買いですぞ!?
■都城産雉肉1羽セット 約1kg(15,000円)
すべての部位がひとまとめになって冷凍されているため、分けての使用は不可。
一気に調理するとなると、3~4人前でしょうか。
農家直伝のレシピを紹介するリーフレットが付いているので、調理については大丈夫。
あとは、キジづくしに付き合ってくれる人を見つけるのみですが…。
調理手順
それから1カ月が経った週末。
朝のうちに冷蔵庫に移して解凍し、相棒と手分けして下ごしらえを始めました。
ところが、声をかけていた知人から「都合が付かなくなった」とのメッセージが。
それでもココまで進めてしまったからには、決行するしかありません。
もも身とはね身は、しゃぶしゃぶ用に。
はね身でも、皮肌の脂の多さは相当です。
繊維と直角方向にそぎ切りして、それっぽい感じになりました。
包丁が切れると切れないのとではやりやすさが全然違うので、あらかじめ包丁を研いでおくことをおススメします。
取り除いた皮は甘辛い味付けの炒め煮に。
3回ほどゆでこぼしたにもかかわらず、次から次へと脂がにじみ出てきます。
コレも無駄にはしませんよ。
もも身の半分は、皮目を下にしてフライパンでじっくりと焼きました。
あれこれいじらず、味付けも塩だけでシンプルに。
手羽先と手羽元は鶏排の素をまぶし、先ほどの皮から取った脂で揚げ焼きに。
牛は「ヘット」、豚は「ラード」というけれど、キジの脂は?
いただきます
ガラにネギとショウガを加えて2時間ほど煮ただし汁も、イイ感じになりました。
同じく都城産の芋焼酎、黒霧島のお湯割りとともに、キジづくしのはじまりはじまり~。
キジ肉は固くならないよう、火を通し過ぎないのがポイント。
筋肉質でかみ応えのある身に、ふたりして発したひと言は「力強い」でした。
旨味も濃いし、脂も口どけがよくて甘い。
気付けば、黒霧島が半分くらい空いていました(笑)
旨味を増しただしで煮込んだうどんは、舞い上がるようなうまさ。
翌日は雑炊にして、ふたりで残すことなく味わい尽くします。
相棒の骨の再生にも役立ったかなと。
キジさん、ありがとう!
商品情報
★都城産雉肉1羽セット
内容量:1羽分(約900g~1kg)
・はね身(約270g)
・もも身(約220g)
・ガラ(約200g)
・手羽先(約50g)
・手羽元(約50g)
・ささみ(約60g)
・レバー(約20g)
・砂ずり(約20g)
*レシピ付き
消費期限:冷凍約6か月
価格:15,000円(税、送料込)
“ふるさと納税でプチ旅行 宮崎県編【雉肉1羽セット(都城市)】” への1件の返信
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