文化財内のカフェでスムージー 【Vegetable Life (港区)】

11月3日。都営&メトロ一日乗車券で今度は西へ

月島はもんじゃだけに非ず 【ひもの定食・酒家 めし屋 奈良間(中央区)】

月島で絶品の塩辛にカンドーした後、大江戸線、南北線を経て白金台(しろかねだい)駅。
ココでは都営三田線に乗り換えるだけのつもりでしたが、駅まわりの雰囲気だけでも感じてみようと一日乗車券を改札に通しました。

2番出口から地上に出ると、目に飛び込んできたのは、陽を透かして輝く紅葉と東京大学医科研病院、医科学研究所の看板。
空気もどことなくアカデミックです。

アクセス

白金台までは、南北線でも都営三田線でも目黒からひと駅。
そういえば「シロガネーゼ」なんて言葉は、最近見聞きしなくなりましたね。

病院こそ一般人がふらりと入るわけにいきませんが、手前の建物は「ゆかしの杜」という区の施設として利用されているとのこと。
郷土歴史館、図書室と並んで、ミュージアムショップ、カフェとあるのが目を引きました。

1938年(昭和13)に、アメリカ・ロックフェラー財団の支援・寄付のもと、保健衛生に関する調査研究および公衆衛生の普及活動を目的に国が設立した「公衆衛生院」のため、東京大学建築科教授、内田祥三(よしかず)の設計で建設された建物。
連続アーチなどの特徴的な外観は「内田ゴシック」と呼ばれ、氏は晩年、この建物が見える西麻布の自宅からの眺望を気に入っていたという話が残されているそうです。

店内の様子&メニュー

この日は港区民無料公開日でしたが、郷土歴史館の有料展示以外のエリアは区民でなくても常時無料で入ることができます。
2階の中央エントランスから入ると、円形の吹き抜けが印象的な中央ホール。
石材を多数使った高級な仕上げも見どころです。

階段を下って1階へ。

照明が十分でなかった時代、床にプリズムガラスを設けることで光を取り込んでいたというのにも感心させられます。

矢印に沿って左へ進み、階段を上った突き当たりが旧食堂。

保健衛生にゆかりの場に入っているのがベジなカフェだというのも興味深いですし、通りを挟んで南東にある庭園レストラン・結婚式場「八芳園」のプロデュースだというのも発見でした。

中に入ると、ナチュラルでゆとりが感じられます。
子ども連れの姿もちらほら。
文化財のなかに、こんな空間があるなんてゼータクですよねぇ。

席を確保したら、コチラでオーダーを。

デリが選べるベジボックスには、注文シートが用意されています。
お昼を食べる前だったら、間違いなくコレにしたんですけどねぇ…。

いただきます

■ベジタブルスムージー(495円)
お昼に野菜っ気を食べそこなったので、バナナベースのスムージーで野菜補給。
もったりしすぎず、ほのかにナッツのような香ばしさを感じます。
たまには、こういうおやつもアリですよね。

店舗情報

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