彩の国で「花より団子」 その6【鳥章商店、麦雑穀工房 マイクロブルワリー (比企郡小川町)】

4月6日。唐揚@330円 ほか

相棒の祖父が機関士を務めていたのと同じ型式の蒸気機関車、C58(シゴハチ)がひく列車に乗るという目的が果たせなくなったことにより、思いがけず足を運ぶこととなった小川町。
Google Mapでピンと来たアレやコレやを訪ね、ブラブラと街歩きです。

https://hatakotravel.com/20240406a-chan/

アクセス

相棒が目を付けたのは、テイクアウト専門の唐揚げの店「鳥章商店」
駅から歩いてきた道中にあるはずにもかかわらず、それらしい店構えを見つけることができなかったため、Google Mapのストリートビューで外観を確認することとなりました。
「こりゃぁ、分からないわけだ…」

小川町駅から南に延びるショッピング通りは、小川町駅(西)交差点で、国道254号と合流。
そのまま南へ100mほど進んだ左手にあります。

クセの強さと変わらぬ値段

道路に面してクルマ2台が停められるスペースはあるものの、看板も出ておらず、一般家庭の離れか物置にしか見えない建物。
知っている人でなければ、そのまま通り過ぎてしまうのも無理はありません。

立てかけられているよしずには、一応「営業中」の札が出ています。
でも、なぜにおろし金が??

店内に足を踏み入れると、思わず引いてしまうごちゃつきぶり。
怖気づくことなくオーダーする相棒を、少し離れたところから眺めます。

唐揚は、5個330円。
「20年前から値上げしていない。材料は上がっているのに」と、聞きもしないのに話してくるのが聞こえ、思わず苦笑いします。
脇に置かれたフクロウを描いたお皿は、お代の受け渡し用。
果たしてこの店で、キャッシュレス決済が導入される日は来るのでしょうか。

そんなひとクセもふたクセもある店なのに、注文がひっきりなし。
しかもそのオーダーも、5人前とか8人前というのが当たり前で、1人前だけというのは、ちょっと肩身が狭かったりして。

店舗情報

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Made in 小川町のビール

揚げたての唐揚を手に入れたら、駅に戻る道すがらでもうひと品。
この「麦雑穀工房」も、Google Mapでチェックしたお店です。

1階がブルワリー、2階がタップルーム。

少し急な階段を上っていくと、

メーンのカウンターは満席で、

スタッフのおねーさんが、ひとり忙しく対応していました。
「すみません、壁側の立ち飲みカウンターになってしまうんですけど…」

いいんです。
唐揚と一緒に飲むには、むしろテイクアウトのほうが都合がいいのですから。

いただきます

駅の近くのベンチを陣取って、オトナのおやつタイム。
やっぱりトレーがあると、便利だねぇ。

■雑穀ヴァイツェン(650円)
「おっ、イイ香り」
缶を開けたと同時に、小麦の香りを感じます。
ヴァイツェン特有の甘みや酸味が少なく、すっきり。
ほどよい苦みもあって、ヴァイツェンを積極的に飲まないワタクシにとっても飲みやすいビールです。

■唐揚げ(1人前330円)
衣の薄い天ぷらのような、フリッターのような…。
今までに出合ったことのないタイプの唐揚げです。
下味が主張しない塩唐揚げは、柔らかくてジューシー。
うん、ビールが進む。

ではでは、八高線に乗って帰りま~す。

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