8月4日。富士宮やきそば ハーフ&ハーフ@600円ほか
夏の18きっぷ3回目は、相棒とともに乗ったことのない路線を乗りつぶしつつ、やきそばを食べに行くプランです。
乗り換え7回、乗車距離およそ155km
八王子から横浜線に乗って、
橋本からは相模線。
1時間に3本と少ない本数ながら、当初の予定より1本早い列車に乗ることができました。
相模線は、すべての列車がE131系電車のワンマン運転。
首都圏だというのに全線単線であることが意外でしたが、1991年まで気動車が走っていたと知って、ますますビックリです。
茅ケ崎で東海道線に乗り換え。
乗り換え時間に少しゆとりがあったので、ようやく改札で18きっぷに日付印を押してもらうことができました。
東海道線の発車メロディは、サザンオールスターズの「希望の轍」(上り線がイントロ、下り線がサビ)
う~ん、湘南だねぇ。
乗った列車は熱海行きでしたが、終点まで行かず、国府津で下車。
ココからは、御殿場線で沼津を目指します。
御殿場線は、1934年の丹那トンネルの完成とともに熱海・三島を経由するルートに切り替わるまで、東海道本線として使われていた北まわりのルート。
本数の激減に加え、戦時中に金属供出のため強制的に単線化させられた、不遇な路線でもあります。
車両は、JR東海でおなじみの313系。
奥のホームでは、東海道本線が東京方面に向けて走っていきました。
■富士山クラフト(658円)
ココまでこま切れの乗車が続いていたので、ようやく落ち着いて飲む時間ができました。
相棒が昨日の移動途中で手に入れていた、葛飾北斎の代表作「神奈川沖浪裏」をモチーフにしたラベルのクラフトビール。
柑橘香があるけれど、それほど苦くなくて、フルーツビールっぽさも感じます。
トレーもおつまみも、陽の目を見ることができました(笑)
御殿場で乗り継いでから、茅ヶ崎で追加調達したサッポロクラッシックを。
クロスシートがありがたい。
沼津から再び東海道線に乗り、
富士で身延線に乗り換えて、
実に5時間以上かけて、富士宮に到着しました。
お宮横丁で食って飲む
富士宮やきそばが食べられる店は市内各所にありますが、次の身延線までの限られた時間で効率よくいただくのであれば、お宮横丁一択です。
分かりやすいのは、北口から駅前の通りをまっすぐ進んで、左手の商店街へ入っていくルートですが、北西方向を目指していけば、ほぼたどり着けるといっていいでしょう。
県道76号に出て、神田川を渡った先に見えるのは、富士山本宮浅間大社。
富士山を神体として祀る神社で、全国にある浅間神社の総本社でもあります。
この日は夏祭りで屋台の準備も進んでいましたが、立ち寄る気力も時間もないのでスルーして…。
ようこそ! お宮横丁へ。
お宮横丁は、屋外型のフードコート。
オレンジ色ののぼりを出す店に囲まれて、テーブルやベンチが並んでいます。
パラソルや屋根もあるから、日差しの強い日にも安心。
屋根の下に設けられた富士山の湧き水が、ささやかな涼をもたらします。
横丁内には、富士宮やきそば学会のアンテナショップや、富士宮で一番の老舗がありますが、
コチラの「むすびや」は、塩味のやきそばがあるのが特色。
ハーフ&ハーフもできるから、食べ比べるのに重宝です。
■富士宮やきそば ハーフ&ハーフ(600円)、静岡麦酒(300円)
さっそくご当地ビールとともに買ってきて、
いっただっきま~す♪
市内業者で製造した蒸し麺と富士宮産のキャベツを主役に、使い込んだ厚手の鉄板で一気に焼く富士宮やきそば。
ラードをしぼった後の肉かすを具材としたり、削り粉をトッピングするのも特色とされています。
太くて短めの麺がもちもちとしてうまぁ~だし、味付けも意外とあっさり。