1月2日。諏訪大社初詣の帰りに茅野駅で
コンビニで買った炙り焼さば寿司をシェアしただけではもの足りなく、松本で途中下車してラーメンでも食べていこうという話になりました。
ところが待合室の駅そばの前で、相棒がいきなり「食べていく」と、ココロ変わり。
ワタクシがそば、とりわけしょうゆのにおいプンプンの駅そばが苦手なのは、重々知っているはずなのに…。
アクセス
蓼科や八ヶ岳方面への玄関口である、JR茅野駅。
信州に降り立って1食目に、あるいは列車に乗る前の最後の食事として、ココで腹ごしらえしたことのある旅行者や登山客は多いのではないでしょうか。
メニュー
「ほら、信州鹿肉そばだって」
もともとシカ肉を食べる文化があった諏訪地域。
信州ジビエが注目を集めつつあるなか、シカ肉が食べられるレストランも増えてはいますが、まさか駅そばとシカ肉が一緒になるとはビックリです。
普通の駅そばでは売り切れだったのを受け、特上に望みをつなぐ相棒。
60円上乗せするだけでクオリティがガラッと変わるのであれば、選ぶ価値は十分あるように思います。
しかし、そもそもシカ肉がないから品切れだったわけで…(笑)
入荷が猟次第なのか、気になるところです。
店内の様子
駅そば・うどんは1分、特上は3分。
そばとうどんは同じ釜でゆでています。
行列ができるほどではないといえ、次から次と注文が入り、かなり忙しそうです。
いただきます
■かもそば(480円)
シカ肉にはあり付けませんでしたが、狩猟の対象という点ではカモも仲間。
シカは赤身中心であっさり、カモは脂肪がある分こってりしているのが、大きな違いといえるようです。
麺は特上ではありませんが、太さにムラがあって手づくりっぽい感じ。
おつゆのしょうゆくささも、カモの脂でほとんど気になりません。
にしても、こんなに激熱のおつゆでは、やけどしてしまいそうですわ…。
諏訪姫キャラクターの一員で、茅野市公認キャラクター、女神 涼(めがみ・りょう)の好物にも挙げられているジビエ料理。
このテのキャラクターがやたらと増えるのはいかがかと思いますが、そばにしろ、おやきにしろ、駅で手ごろに味わえるようになるのはウエルカムです。
遠からぬうちに、鹿肉そばは試してみなくてはなりませんな…。