5月14日。きっかけは先日の笹子峠ウォークでした
甲府駅で手に入る駅弁を調べるなか、発売元のウェブサイトに気になる品を見つけました。
しかも手に入るのは、小淵沢駅か新宿駅だけですって?
江戸時代の宿場町、内藤新宿で栽培され、そばの流行とともに一大ブームを巻き起こしたといわれる「内藤とうがらし」
以前その界隈に住んでいた縁で、復活プロジェクトがあることは知っていましたが、実際にお目にかかるには至っていませんでした。
その内藤とうがらしが駅弁に取り上げられるとは、想像もできなかったこと。
しかも手がけているのが、内藤新宿からはるか遠い小淵沢のお弁当屋だとはねぇ…。
アクセス
週に1度の出社勤務を終えて、新宿駅へ。
例の品があるか、ひとまずのぞいていきましょう。
「駅弁屋 頂」は、南口コンコースの9・10番線ホームと11・12番線ホームの間にあります。
店内の様子&メニュー
午後7時半近くになって、ショーケースの品ぞろえは寂しくなりつつありましたが、
反対側に回って、新宿弁当を発見。
先日食べた、そば屋の天むすもありました。
1,200円という値段は強気に映りますが、今日はコチラで。
タイムセールの対象にもなっていなかったので、少し思い切りが必要でした(笑)
いただきます
■新宿弁当(1,200円)、サッポロ黒ラベル 350ml(245円)
早めにホームに並んで、いつものあずさに。
発車までの時間は、揺れを気にせず写真を撮れるチャンスです。
新宿停車場を手前に配した、レトロな地図風のパッケージ。
たどっていくと「新井やくし」「神田上水」といった地名も書かれています。
左下には「内藤とうがらし」のマークも。
包みをほどくと、裏側に弁当の概要と内訳が書かれています。
内藤とうがらしは、椎茸煮のアクセントとして使われているんですね。
では、いただきましょう。
ご飯の上には、信州味噌の原点といわれる安養寺味噌を使用した鮭のみそ焼き。
海なし県で鮭なんて…とツッコミたいところですが、少し甘めの味は悪くありません。
炭火牛焼肉と野沢菜炒めの奥、薄ピンクのケースに入っているのが椎茸煮。
トウガラシは、いわれればそんな感じかなという程度にすぎませんが、原木採りシイタケ自体がむっちりしているし、たっぷりとした煮汁の含め方はさすがです。
八ヶ岳高原玉子焼きに、甲州煮、甲州名物ソースかつ。
ソースかつが甲州名物であるかはさておいて、品数の多さが酒飲みにとって何よりです。
では、今週もお疲れちゃ~ん。
“江戸時代の新宿名物を駅弁に 【駅弁屋 頂(新宿区)】” への1件の返信
コメントは受け付けていません。