12月17日。お腹を空かせて、いざ出陣
今回、我々が泊まった中洲川端のお宿は「朝食にこだわり抜いたホテル」がコンセプト。
朝食券に記された時刻の数分前に1階へ下りていくと、レストランの前にはすでに列ができていました。
しまった、出遅れた!?
入場が始まり、昨日ウエルカムドリンクをゲットしたサーバーの手前で、メーンをどちらにするか尋ねられます。
ふたりですから、両方ひとつずつなのはお約束ですよね。
そして、ビュッフェコーナーへ。
厨房前のスムージーに始まり、
サラダコーナー、
角を曲がって、メーンディッシュ、和惣菜コーナーと続きます。
出汁茶漬けコーナーも雑貨屋のディスプレーみたい。
中ほどの柱の前には別腹コーナーもございます。
と、品数豊富でオサレなビュッフェですが、トレーの置き場がなく、料理が非常に取りにくい。
時間帯別の入場制限はしているものの、渋滞は避けられません。
いただきます
■ありたどりの絶品とりまぶし
テーブルに戻ると、メーンの一方である鶏のひつまぶしが置いてありました。
佐賀のブランド鶏、ありたどりを低温調理し、秘伝のタレで焼き上げたというお品。
炭火の香りが食欲を刺激します。
錦糸卵と糸トウガラシをあしらっているのもオサレ。
では、それぞれに取ってきたお品を。
相棒は、筑前煮やら、唐芋と南瓜のサラダやら野菜を中心に。
なかでも、博多スープ炊き餃子が気に入ったといっていました。
ワタクシは、普段なかなか食べる機会がないモノをと、ところてんとか、アサリの酒蒸しとか、赤魚の西京味噌焼きとか。
お酒を持ち込んで、朝から飲りたくなってしまうじゃありませんか~(爆)
サラダもプチトマトや鮭明太子ポテトサラダをトッピングして増量します。
納豆だって、黒千石大豆を使ったハイグレード商品。
こんなオイシイ納豆を知ることができたのも収穫です。
■海鮮こぼれるぞ丼
来たぞ、来た来た「こぼれるぞ丼」
長浜港直送の地魚を、山芋とともに博多の老舗醤油屋の醤油に漬け込み、枡に盛り込んだ丼です。
イカにサーモン、カンパチ、カツオ、しらす、とびっこ。
ゴージャスさのあまり、高笑いしたくなります。
そして、もうひとつ食べておきたかったのが
「美味しさ賞味期限100秒」をうたったフレンチトースト。
コーヒーを取ってきて、万全の態勢で待ち構えるも、まったくできてくる様子がありません。
スタッフに確認しても「すぐご用意します」といったきり…。
■極上100秒 フレンチトースト
出発までのタイムリミットが迫るなか、ようやくやってきたフレンチトースト。
できあがった品を手に、我々のテーブルを探してキョロキョロしている時間ももどかしい。
卵をたっぷり含んで膨らんでいるところにスプーンを入れ、急いでほおばります。
おぉ、とろける。
時間に余裕を持っていたはずが、結果的に大慌て。
「こだわり抜いた朝食」を満喫するには、福岡滞在型のプランで臨むべきだったかと…。