2024安芸~周防 うまいモノと鐵分補給の旅 2章7節「ワンコインお試しグルメ」【本家 松がね(岩国市)】

5月18日。雁木 純米吟醸@100円ほか

岩国行きの岩徳線は、当初の予定より50分近くの遅れで川西駅へ。
ホームに降り立ち、キハ40の後姿を見送ります。

川西駅は、岩徳線とこの駅を起点とする錦川鉄道錦川清流線との共同使用駅。

山の斜面に設置された質素な無人駅ですが、日本三名橋のひとつとされる錦帯橋の玄関口でもあるのです。

アクセス

県道15号の川西交差点から錦帯橋までは1kmあまり。

道なりに500mほど進み、ピクトグラムの入った看板を目印に右へ折れると、ほどなく錦川を渡ります。

「おぉ、錦帯橋だ~」
青く澄んだ水の流れの向こうに見える独特のフォルムは、遠くからでも一目瞭然。
左手の山のてっぺんには、岩国城も見えますね。

江戸時代の商家で岩国名産を

錦川沿いからそのまま錦帯橋に向かってもよいのですが、岩徳線の遅れで時間が押してしまったため、岩国の地酒などを少しずつ試せるという場所を先に訪ねることにしました。

錦帯橋下流の河川敷は、広い駐車場。
その北側入り口近くにある観光協会の角を折れ、本町筋に入ります。

ひとつ目の角を過ぎて右手にある「本家 松がね」
江戸時代に鬢付け油を販売していた商家「松金屋」が築いた財力で建てられた建物を、地域の資産として生かすためにオープンした、市の観光交流施設です。

コチラの特色は、岩国の特産品を少しずつ試すことのできる試食・試飲コーナー。

地酒は、30ml100円が基本。

おつまみにもなりそうな名産品も50円~250円と、手ごろな値段で用意されています。

観光関連のコーナーにも、地酒のこも樽や一升瓶が並んでいますね。

ワタクシが足を止めている間にも、相棒はそそくさと奥へ進んでいき、

注文口脇の券売機で食券を買い求めます。
窓口注文だったら、QRコード決済も利用できたのかも??

「カワウソマツリ(獺祭)」は飲んできたことだしと、別の銘柄で。
岩国寿司もからし蓮根も品切れだったため、おつまみにはれんこんチップス(100円)をいただきました。
背景に並んだ酒瓶がステキ(笑)

■雁木 純米吟醸(100円)
まずは「雁木」から。
「カワウソマツリ」に近い感じもありつつ、カジュアルな雰囲気です。
濃くてお酒感がしっかりしているけれど、後口はスッと消えていくかのよう。

八百新酒造:https://yaoshin.co.jp/

■金雀 純米大吟醸(300円)
他のお酒に比べ、お値段3倍の「金雀」純米大吟醸。
それでも300円でこれだけの量が味わえるとは破格です。
かすかにピリピリとして、広がる香りは華やか。
我々がヒイキにする「鍋島」が重なります。
「お魚より野菜が向いている気がする」
「ということは、岩国寿司も合うんじゃないかな」

堀江酒場:https://www.horiesakaba.com/

実際に食べる機会は逃しましたが、岩国寿司というのは、地元のお米を酢飯にし、岩国レンコンやシイタケ、錦糸卵、桜でんぶなどを交互にサンドした押し寿司。
コチラに展示している木枠で、100人前(1段20人前×5段)ができるんですって。

施設情報

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