1月12日。しょうが焼きプレート@1,300円
1週間以上にわたった1月前半の都内滞在も、この日が最終日。
恵比寿で用件をふたつ済ませてから本宅移動です。
今回の滞在は何かとお金がかかったので、あるモノでお昼を済ませてから出かけたいところですが、買い置きの食糧も食べつくしてしまってひもじい(苦笑)
アクセス
恵比寿でランチするにしても、駅ビルは何か違う気がするし、電車のなかでGoogle Mapで目星を付けようとしましたが、コレというところを見つけられず。
ごはんとおかずのあるカフェめし系食べたいなぁと思いながら、ぶらぶら歩いていくことにしました。
西口ロータリーから駒沢通りを渡り、KFCの角を入っていくと、
野菜の無人販売のある路地のすぐ先に、ピンとくる店構えを発見。
カレーやパスタ、ピザの写真が入ったメニューの上に、大きなおにぎりを描いた紙がはってありました。
へぇ~っ、1月8日からテイクアウトを始めたんだ。
一方、入り口に近い側のメニュー看板は、ジェラート。
カフェなのか、おにぎり屋なのか、ジェラート屋なのかと不思議に思いましたが、
定食系のメニューがひっそり隠れているのを見つけて、こういうのが食べたかったと確信します。
「ASANOHA(麻の葉)」は、日本の伝統的な紋様の名。
どことなくこだわりを感じさせる店の名にも、気持ちが引き寄せられました。
店内の様子&メニュー
「いらっしゃいませ、カウンター席へどうぞ」
ガラスケースの明るさが落ち着かないように思えて、一番奥に座りました。
この場所からだとラインナップは分かりませんが、ジェラート屋として予想以上に本格的です。
その奥には、コンパクトなテーブル席。
食事ならひとりかふたり用でしょうが、ジェラートなら3人でもいけそうですね。
シールで隠されているメニューがあったため、食事は何ができるかと尋ねたところ「しょうが焼きもありますよ」と。
アルコール類は、クラフトビールや富士山ワイナリーのワインなど、ちょっとイイお品を。
軽いおつまみやデザート、ソフトドリンク類もさりげなくオサレです。
ジェラートは、埼玉県川島町にある鎹(かすがい)ファームの工房から届く素材を生かした12種類。
1フレーバーで600円、2フレーバーで700円ですが、平日11時半~午後2時なら食事とのセット(+200円)がおトクですね。
いただきます
■しょうが焼きプレート(1,300円)
ピアノジャズのBGMを耳に、待つこと7~8分。
カウンターの奥から手際のよい音とともにオイシソウな香りが漂ってきます。
「しょうが焼き、お待たせしました」
木製のプレートにのったビジュアルは、まさにワタクシが求めていたカフェめしです。
豚肉の生姜焼きというと、肉の存在感のあるポークジンジャータイプと、薄切り肉を使った炒め物タイプに分かれますが、コチラは後者。
透き通るまで火を通したタマネギが、タレの甘みと豚肉の旨味をまとっています。
豚肉をひと切れ取って、千切りキャベツを巻いてパクリ。
平年の3倍以上というキャベツ高騰のなか、千切りキャベツを付けてくれることに感謝しかありません。
マグカップで提供される豚汁も、ゴボウが香る具だくさん。
「稲波の呼吸」というお米は初めて見聞きする銘柄ですが、しっとりしておかずを味わうのに向いているように思います。
帰りがけ、入り口脇のテイクアウトの存在に気付きました。
手づくりのおにぎりとお総菜をこういう形でもいただけるのはイイですね。
店舗情報
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