鐵のち食、みちのくふたり旅 Act9「『たん』の付く人と『たん』の付くモノを」

12月30日。能代在住のブログ朋友・しぃたんとのプチオフです

「きりたんぽ鍋が食べたい」という我々のリクエストに、彼女がお店を見繕ってくれました。

アクセス

能代駅近くの裏通りにある「酒食彩宴・粋」
近くにお店がないからか、ほぼ満席の大繁盛です。

メニュー

「きりたんぽ鍋は予約してあるけれど、他にもいろいろ頼んでね」といわれ、メニューを開きます。
1点1点が写真付きでていねいに説明されていて、イメージが付きやすいです。

別冊でドリンクメニューもありますが、ページの多さに撮影は断念(苦笑)
壁のコルクボードには、本日のおすすめがはられています。

いただきます

郷土料理にしっくりくるのは、瓶ビール。
久々にキリンラガーをいただきました。
でも、グラスはアサヒのドライゼロ(笑)
トロトロネバネバのお通しの正体は、結局見抜けませんでした。

■絶品キリタンポ鍋(3~5人前2,800円)
さっそくきりたんぽ鍋の登場です。
鶏はもちろん比内地鶏。
立派なマイタケがふんだんに入っています。

油揚げとたっぷりのゴボウは、きりたんぽ鍋にとってマスト。
しょうゆベースのスープが、まろやかで香り高くなります。

スープが煮立ってきたら、カットしたきりたんぽと、

セリを入れて仕上げます。
鍋にセリだなんて考えもつきませんでしたが、香りがいいし、彩りが鮮やかになるしで、大いに気に入りました。
とりわけ根っこの部分は、火が通るとホコホコになってうんまい。

■地場産ジュンサイ酢(480円)
酢の物三品盛り(モズク、ジュンサイ、ギバサ)は品切れだったため、ジュンサイの単品を。
粒が大きく、立派なジュンサイです。
ぬめりに苦労しながら箸で口へ運ぶと、チュルンとした口当たりとさっぱりした味付けが酔い。
でも、ジュンサイってリップグロスをぬった唇に似てますよね。

■焼きハタハタ(550円)
コルクボードメニューから焼き魚を。
秋田のハタハタは有名ですが、ぶりっこ(卵)が詰まったモノは珍しいそうです。
脂がのった白身はとろけるよう。
ぶりっこのプツプツとした食感も楽しいです。

「『ぶりっこ』といえば、さっき猫のことを『ねっこ』っていっていなかった?」
「うん、『ねっこ』」
「秋田の言葉って名詞に『~っこ』が付くけど、『いぶりがっこ』もそう?」
「うん」
「でも『いぶりがっこ』って『がっこ』をいぶったものだよね」
「うん」
「じゃぁ、ダイコンってもともとは『が』なの?」
「違う違う、『がっこ』は『がっこ』だって!」
しかもダイコンに限らず、漬け物全般のことを「がっこ」というんですって。

日本酒も頼んだものの、ひと口飲んでダメでした…。

■やわらか豚軟骨煮込み(680円)
「豚軟骨も能代名物だからぜひ」と勧められてオーダー。
ホロッホロのお肉の中にある半透明の円柱が軟骨です。
クニュッとしてコリコリで、今までに味わったことのない味。
色の濃いドロッとした汁もほどよく甘めでいい感じです。

■白神ねぎのお好み焼き風(680円)
ひき肉がメーンで、お好み焼きというよりはハンバーグ。
白神ねぎはあまり実感できませんでした。
にしても、しっかり下味が付いているところにソースとマヨネーズがかかっていて、相当しょっぱい。
ネイティブのしぃたんも「しょっぱい」を連発していました。

そして、お店にいるなまはげと記念撮影。
相棒の加工がスバラシすぎて、笑い死にしそうです。

しぃたんにはごちそうになったうえ、電車旅のお供にとおみやげもいっぱいいただいたしで、大変お世話になりました。
今度はお江戸か信州でオフ会しましょうね。

店舗情報


ジャンル:居酒屋
アクセス:JR五能線能代駅 徒歩5分
住所:〒016-0822 秋田県能代市東町8-9(地図
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情報掲載日:2017年12月30日

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