ブログ旅行社presents・台湾食堂へご案内 2章7節「本格薬膳を気軽にランチで」

2月16日。「健康的」をキーワードに

コーヒーショップでひと休みの後、ランチにやって来たのは「正一堂養生膳食坊」
昨年12月の台湾旅の前、麻油鶏が食べられる店としてリストアップしていた薬膳料理の専門店です。
「薬膳」というと敷居が高いイメージがありますが、コチラのお店は定食スタイルで食べられるのが特色。
都心でちょっといいランチをする程度の値段で薬膳を食べられるというのは、医食同源が生活に根付いている証でしょうか。

アクセス

重慶北路を北上していくと、酒泉街を過ぎた先に少し趣の違う通りが現れます。
どうやら保安宮への参道のひとつでもあるよう。
臺北市孔廟とセットで参拝してから立ち寄るのも、プランのひとつになりそうです。

店内の様子

店内に入ると真っ先に目に入るのは、壁一面の引き出しと壺。

中華風の調度からほどよい高級感が感じられます。
それにしても、平日の昼間でこんなに繁盛しているだなんて。

メニュー

案内するスタッフが来店したことがあるかを尋ね、初めての人にはシステムを説明してくれます。
定食は、季節の野菜+麺線または五穀ごはんが付いて230元から。
ベースとなる薬膳スープは「十全加味」「四物加味」「人参養氣」「涼補元氣」から選べます。

日本語メニューがあるから、中国語が分からなくても安心。

烏骨鶏丸ごと(1日前までに要予約)やツバメの巣を使ったお品は、さすがにいいお値段です。

いただきます

クコの実が入ったうっすらと甘いお茶から、薬膳は始まっているようなもの。
待つこと15分ほどで定食が運ばれてきました。

■呷心排骨(250元)
アイコさんはスペアリブを涼補元氣のスープで。
シンプルに茹でたキャベツに、油膏ベースのタレを回しかけています。
五穀米はちょっぴり塩味があってモチモチ。

■麻油鶏套餐(250円)
アツコさんが選んだ麻油鶏は、唯一スープの選択がないメニュー。
米酒がガツンと迫ってきて、お酒の飲めないアツコさんにかなり効いたようです。
シイタケのタレでいただく麺線もイイ香り。

■鮑魚鶏(350元)
ワタクシはフンパツしてアワビ入りを。
スープも漢方の種類が一番多そうな十全加味にしました。
野菜はサツマイモの茎でしょうか。

涼補元氣との風味の違いは分かりませんでしたが、色は若干濃いめ。
骨付きの鶏も、むっちりとして立派です。

弾力のあるアワビもほらっ♪
フツーにゴロゴロ入っていたので、最初のふた切れほどはエリンギだと思っていました(笑)

麻油鶏に付いてきた麺線がシイタケのタレだったのに対し、コチラにはお茶の葉をすりつぶしたようなペーストがトッピングされています。
麺にまんべんなく絡むまで混ぜ合わせると、シソのような香りが。
ジェノベーゼから松の実と粉チーズを抜いた、中華風ジェノベーゼといえるかもしれません。

米糕を食べた後にもかかわらず、イブクロにすんなり収まるというのは、さすが薬膳の力。
日本でもこんなふうに薬膳を食べられるようになったらいいのになぁ。

店舗情報

★正一堂養生膳食坊
台北市大同區哈密街118號
02-2591-9631
午前11時~午後2時、午後5時~午後8時
日曜定休
https://www.facebook.com/Herbalkitchen0225919631/?eid=ARBncQ2Vtb_XhX-DudCj2yWbEOHZXpeIayR6Pu9t6oUxB_cfL2v4nntC1jtweAnbtwLZQXsD-6UZ-9tN&hc_ref=ARQjQZBxfhgCalFU3rS2Jjv0sy_JYetIARk0MdmkUs-YRcaTNjoxzUHniuvTGsfksVA&__xts__[0]=68.ARCwIUcOswi5kRpqGf93oi2BrYTMM68E1rXQr4AwyaIPWlnqcPENgsquULdy9AMDgFVMw2Rm8_dBk4DckN_9cQqTlPWjch9JGfm3AK4vvw9QA5L9gQGKk67qOCRMZ71Hkdbuv5x_doTR1g2YwPb5NPt1aSnqZwhu3osUjr9LKTCW1m_-_D8q4wbGOba3obnrObKmHTeofl272yXjkTtdAueYXyaLASpkd3ka__rMzAWAFH1Qzd6L7QsNQkeSpVDonEknBlZ1I0k5iF_SbrAwdoZco5am3mgwtt6qieFgv68oxTbBLeRMeRCfuUZv7Ul-z_UF

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