4月3日。桃源郷ウォークとはいえ、やはり我々は「花より団子」
この日の行程は、石和温泉駅から旧甲州街道をたどって甲斐大和駅までのおよそ15km。
「甲州桃太郎街道」と呼ばれるこの一帯には、モモやブドウの観光農園が多数看板を連ねます。
列車の窓から見下ろすと一面ピンクに映りますが、実際に歩いてみると、国道から離れたところに小規模な畑が点々としているというのが印象。
やはり桃源郷は、遠くから望むべしといったところでしょうか。
花は満開～若干ピークを過ぎたところ。
農家の人たちが受粉作業に精を出していました。
アクセス
ランチは、行程のほぼ中間で下調べした候補のひとつ「食ぶんや 志村苑」へ。
コレといったランドマークはありませんが、国道411号を石和温泉方面から進んでいくと、右手にあります。
色あせた黄色い看板が目印。
駐車スペースも十分です。
店内は完全禁煙につき、タバコは店先の喫煙スペースでどうぞ。
店内の様子
店内はテーブルと小上がりで20数席。
12時になろうというころから、営業車で乗り付けた人や作業着姿の人たちがボチボチと入ってきました。
土曜日もお仕事、お疲れさまです。
中華そばを看板に掲げる店ですが、そのバリエーションはなかなか豊富です。
常連さんのオーダーを聞いていると、まずAセットといってから、何にするかを考えているみたい。
一品料理には、飲みのアテになりそうな品々がいろいろと。
このロケーションにしてワインを置いていないのが意外な気がしました。
でも、今日の暖かさだったら、ワインよりビールよね。
いただきます
■生ビール 中（550円）
てなわけで、生ビール1杯をふたりでシェア。
こういう時ならスーパードライも悪くありません。
手づくりっぽいラッキョウは、ほどよい酸味が歩き疲れを癒やしてくれます。
■豚いため丼 にんにく（600円）
豚いため丼は、にんにく、塩、たれの3種類。
ご飯と薄切りの豚バラ肉だけのいさぎよい丼です。
コイツには赤いのが不可欠。
わっしわっしとかきこんで、元気が出ます。
■Aセット（900円+ぶんや麺差額50円）
店の名を冠した「ぶんや麺」と、看板に掲げられていた焼きもつの両方が気になってセットで。
もちろん相棒とシェアする前提です。
ぶんや麺のスープはトマト味噌。
かなり強めの味噌味を、トマトの酸味がさっぱりさせてくれます。
焼きもつ丼も塩だれが効いているし、このしょっぱさは肉体労働者向け??
麺を細麺、太麺、極太麺に変更できるとメニューにあるのに気付き、太麺にすればよかったなぁ…と思っていましたが、平麺がデフォルト。
半透明の麺の、ツルツルシコシコとしたうまさに目を見開かされます。
コレはフェットチーネのイメージ。
お腹を満たして、ウォーキングを再開。
もうひとつの候補の前を通り過ぎたら、店の外まで順番を待つ列が伸びていました。
よかった、先に腹ごしらえを済ませておいて。
