2023春・オトナの18きっぷ旅 2章2節「駅弁屋がつくる最高峰の逸品」【たけだの穴子めし まねき本店(姫路市)】

4月2日。たけだの穴子めし @1,998円

朝5時台の播但線で出発するにあたり、朝ごはんの調達は悩ましい問題でした。
ホテルの朝食には間に合わないし、旅に出てまでコンビニめしではわびしすぎる。
そこで、前日のうちに入手しておくという方法に思い至ったのです。
朝早いうちに食べてしまうことだし、消費期限を多少過ぎてしまうのには目をつむることにして。

デパ地下、駅弁、それとも…

駅弁でも手に入らないかと検索すると、ココでも「まねき食品」が登場。
あなごめし弁当やあなご寿司とあるのを見て、姫路はアナゴが名物であることを知りました。
駅弁お取り置きサービスもやっていて、売り切れの心配をせずに済むのもありがたい。

でも、調べていくうちに、もっとスゴイのを見つけちゃったんですよ。


アクセス

1日目の夜、山陽電車で姫路に着いて、すぐに向かったのはコチラ。

山陽姫路駅からは大手前通りを挟んで斜め右、JR姫路駅北口の目の前、フェスタビルにある「たけだの穴子めし まねき本店」
2階が「カラオケ まねきねこ」なのは、おそらく偶然のはず!?

店名の入った白いのれんが明かりに浮かび上がるようすは、和菓子屋か小料理屋のよう。
駅弁の老舗がつくる最高峰の穴子めしを目指し、2020年8月にオープンしたテイクアウト専門店です。

前日に電話で予約しておいたので、受け取りはスムーズ。

穴子めしに徹したラインナップが自信を感じさせます。

つくりたてが一番おいしいため、1分1秒でも早く召し上がってほしいとのこと。
このまま晩ごはんに食べてしまいたい衝動にかられます。

いただきます

■たけだの穴子めし レギュラーサイズ(1,998円)、香住鶴 山廃純米カップ(440円)
翌朝、列車が動き出すのを待ち構え、穴子めしを広げて朝ごはん。
オイシイお水も、前日のうちにJR姫路駅改札内のコンビニで入手しておきました。

経木をめくると、一面を覆うアナゴが圧巻です。

タレ、山椒の小袋と、箸休めの千切りショウガ、しば漬け、奈良漬け。

白焼きして炙り、独自の煮だれで炊いた真アナゴは、肉厚でムッチリ。
兵庫県産きぬむすめに煮タレを加えて炊いたご飯は、ひと晩経っても粘りがあります。
アナゴとごはんの間の白ゴマも、いいアクセント。

小袋の山椒だって、ひと味違います。
和歌山県産のブドウ山椒を石臼挽きにした、紀州香山椒。
なんて鮮やかな萌黄色なんでしょう。

このあなごめし、まさに逸品。
できたてだったら、どれほどオイシイのでしょう。
加えて、香住鶴の山廃らしい渋味と酸味が、関西風の醤油ベースの料理にピッタンコ。
これぞオトナだけに許されたお楽しみといってよろしいかと。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

香住鶴 山廃純米 720ml
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店舗情報

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