5月19日。金冠黒松 純米無濾過生原酒@30ml 165円ほか
錦町から錦川を左手に眺めながら50分弱。
川西のひとつ手前、清流新岩国で列車を降りました。
山陽新幹線の新岩国駅と隣接するこの駅は、2013年(平成25)に御庄(みしょう)から改称。
ホーム上の待合室に、その名残が残っています。
さて、カワセミの描かれた緑色の列車を見送りまして…。
アクセス
新岩国駅へは、ホームから階段を降りて左折し、連絡通路でおよそ300m。
といっても、乗り継ぎの40分は、ただ待っているには惜しい時間です。
というわけで、連絡通路とは反対側へ出て回り道。
ガードをくぐると、県道岩国大竹線に突き当たります。
左手に新岩国駅、右手には国道を挟んで御庄川が並走。
歩道はあれど、こんなところを歩くモノ好きはめったにいないといってよさそうです。
新岩国駅まで1.5kmの看板が見えたら、目的地はもうすぐ。
源流井戸へ水を汲みに来たクルマを横目に、県道をさらに進みます。
清流新岩国駅からは7~8分といったところ。
「金冠黒松」を主銘柄とする、村重酒造に到着です。
村重酒造:https://www.murashige-sake.co.jp/
インパクトある大杉玉は、直径5m、重さ3t。
相棒と比べてみると、その大きさは一目瞭然です。
こんなデッカイのが落ちてこようものなら、ひとたまりもありませんな(冷汗)
利き酒、1本勝負
さて、あまり時間もないので、急いで行きましょう。
各種コンテストの賞状やらメダルやらを見つつ、左の直売所へ。
木の大きなテーブルのある、広々としたスペースになっています。
「金冠黒松」だけでなく、この冷ケースに並ぶほとんどの種類が試飲できるうえ、
お値段も30ml165円からと、とても手軽。
写真とチャートが付いているのも、選びやすいです。
にしても、法被を着たスタッフが出てくるまでの数分が実に長く感じられたこと。
さっそく注文・会計をして、注いでもらいます。
■金冠黒松 純米無濾過生原酒(165円)、金冠黒松 オンザロック(165円)
オンザロック用の氷を出すのに手間取り、この時点で新幹線の時間まで20分弱。
落ち着いて味わう余裕がないなか、種類ごとの説明書きの存在がありがたいです。
しかも、裏面は英語表記。
インバウンドの需要もあるということでしょう。
オンザロックは涼やかなだけでなく、飲み口もカジュアル。
日本酒を飲みつけない人にもとっつきやすいように感じます。
余韻を味わう間もなく、蔵を出て駅へと一目散。
なにせ、新岩国に止まるこだまは1時間に1本。
乗り遅れるわけにはいかないのです。
急げ~!!