2月11日。飲み比べ2種@880円ほか
昨日できなかったことがココロ残りで、2日連続の池袋。
アクセス
昨日は主に東口側をぶらぶらしましたが、本日は西口側にある東武百貨店を目指します。
池袋に詳しくなくても、某家電量販店の「東が西武で 西 東武~♪」の歌を知っている人は少なくないはず。
店内の様子&メニュー
やって来たのは、東武百貨店の地下にある「eatobu(イートーブ)」
地下1階の11番地、酒マーケット手前のイベントスペースに「楽土(らくど)」という酔さそうな店を見つけていたのです。
「昼呑みできます」のポップの下の冷ケースには、日本酒の一升瓶がズラリ。
全国の地酒が90ml500円から飲めてしまうというんですから、飲兵衛にはたまりません。
プレミアムなお酒もあるし、
焼酎や果実酒も各種。
おツマミは県別になっていて、お酒と同じ土地を選ぶという楽しみ方ができるのも興味深い。
また、ビールやウイスキー、スピリッツも国産で。
広島のお酒が好きなワタクシにとって、桜尾のジンがあるのは何気にウレシかったりします。
それに、新じゃがのあんかけだの、ほやの塩辛だのっていったら、お酒が進みまくっちゃうじゃないですか~。
いただきます
■飲み比べ2種(880円)×2
相棒とワタクシ、気になるお酒を2種ずつ選んで飲み比べ。
4種類の一升瓶を目の前に並べ、一番左の西條鶴から注ぎ始めます。
おぉ、気前のいいなみなみっぷり!
お次は龍勢。
東洋美人、一歩己と続いて、4種がそろいました。
撮影用にしばらく一升瓶を残してくれるのも酔いですね。
じゃぁ、どれからいきましょうか。
■東洋美人 純米吟醸 おりがらみ生(澄川酒造場・山口県萩市)
お酒は後戻りできないからと、奥からふたつ目の純米吟醸から。
「甘露…」
相棒はそうとだけいって、恍惚とした表情とともにお猪口をワタクシに差し出しました。
コメはフルーツではないかと認識させるほどにフルーティー。
白ワインのイメージでフランスパン+オリーブオイルと合わせても酔いし、おかかとぽん酢のかかった温かい湯豆腐も合うように思います。
澄川酒造場:https://toyobijin.jp/
■一歩己 純米 うすにごり(豊国酒造・福島県石川郡古殿町)
一番奥は「一歩己」と書いて「いぶき」と読ませる福島のお酒。
にごり独特の野暮ったさもあってか、西日本のお酒とは異なる印象を受けます。
豊国酒造:https://azuma-toyokuni.com/
■本日の揚げかまぼこ盛合せ(550円)
そんなお酒に合うのは、しょっぱさと油分がマッチした、福島の揚げかまぼこ。
相棒は粉モノが好きだけれど、練りモノも好きなのです。
かわいらしいひと口サイズだし、味も紅ショウガ入りやカレー味があって楽しい。
■カキのオイル漬け(660円)
ワタクシが選んだ西條鶴、龍勢は、ともに広島のお酒。
広島のお酒には、やっぱり広島のツマミです。
■龍勢 ゆらぎの凪(藤井酒造・広島県竹原市)
意外と酸味があり、今までに飲んだことのある広島のお酒とは違うタイプ。
とはいうものの、しっかりとした強さが広島らしいといえるのかもしれません。
海苔の佃煮のような磯の香りのするモノもいいし、カレー風味も案外イケる。
藤井酒造:https://www.fujiishuzou.com/
■西條鶴 無濾過純米酒 直汲み生(西條鶴酒造・広島県東広島市)
ワタクシのなかの大本命。
ひと口飲んで、これぞ我々の好みの広島の酒だと実感します。
カキのオリーブオイル漬けで、旨味×旨味の相乗効果。
西條鶴酒造:https://saijotsuru.co.jp/
「もう1種類飲んでみたいお酒があるんだけど、いいかなぁ」と相棒がいうので、単品で追加オーダー。
蛇の目柄のガラスのお猪口も酔いものですね。
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■飛鸞 にこまる 生もと造り(500円)
長崎県平戸市、森酒造場のお酒。
「にこまる」というのは、原料米の種類だそうです。
生の原酒だけあって、フレッシュで濃厚。
カパカパ飲めてしまうヤバいヤツです。
酢豚とか花椒を効かせた麻婆豆腐といった、中華に合いそう。
森酒造場:https://mori-shuzou.jp/nihonshu/
このあたりでやめるつもりが、ひとつおいた隣のテーブルでひとり呑みをしていたお姉さんが飲んでいた品に目が留まってしまいました。
「アレと同じ組み合わせで、飲み比べお願いします!」
■竹の園 純米吟醸 超辛口(矢野酒造・佐賀県鹿島市)
パンダのラベルのインパクトにひかれたといってもイイお酒。
焼酎のような香りがスッと消えたかと思うと、日本酒らしい甘味が残ります。
食中酒向け。
■屋守 直汲み 純米 無調整生酒(豊島屋酒造・東京都東村山市)
志村けんの故郷、東村山のお酒。
豊島屋酒造は、一昨年の夏、志村けんが愛したおだんごの店を訪ねた道中にあった酒蔵です。
甘みも旨味も強くて、先ほど呑んだ「飛鸞」に似た感じ。
クリームチーズやクラッカーが合う、カジュアルな印象です。
酒好きだった志村けんですから、きっとこのお酒も飲んだことがあったんだろうな。
「屋守」と書いて「おくのかみ」と読ませる銘柄ですが、裏にはヤモリのイラストが。
えっ、原料米は広島産の八反錦100%ですって!?
豊島屋酒造:http://toshimayasyuzou.co.jp/
“デパ地下でダメなオトナになる 【酒と肴 楽土(豊島区)】” への1件の返信
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