4度目の長崎、初めての島 1章4節「オーシャンビューと地魚を愉しむ漁師宿」【民宿はまべ(五島市)】

4月11日。1泊2食付き@8,250円

相棒がGoogle Mapを眺めていて見つけた「民宿はまべ」は、釣り船もやっている漁師宿。
1泊2食付き7,500円/人(税別)と、昨今の宿泊費高騰からは信じられない良心的なお値段です。
「じゃらん」や「楽天トラベル」などの旅行サイトに掲載されていませんし、公式サイトの問い合わせフォームも機能しているとはいいがたいので、電話(0959-87-2458)が確実。

福江島の東側にある市街地から国道384号を反時計回りにめぐって70km超。

島の南西、玉之浦地区にあるお宿に着いたのは、夕方6時になろうとするころでした。
でも、九州本土よりさらに西だから、この時間でも全然明るい。

防波堤沿いにクルマを停めて、さっそく向かいます。

ちなみにこのあたりは、台風など天気が荒れた時に海岸から石が飛んでくるのだとか。
ガラスが割れるのを防ぐため、建物の海側にコンクリート塀を設けている家が多かったです。

館内の様子

入り口は、海と反対側。

玄関を上がると、フツーの家にお邪魔したような雰囲気です。

1階の通路には、釣り関連の雑誌も置いてあります。

急な階段を上って2階へ。

正面に3部屋、手前に2部屋があります。

共用の水回り。
トイレは洋式でウォシュレットも付いていますが、手前の男性用スペースを通らざるを得ないのが昔の造りですね…。

部屋は和室の6畳間。
テレビにエアコン、ポット、茶道具と一式そろっています。

そしてバルコニーに出れば、オーシャンビュー♪

いただきます

マイペースな台湾朋友を待っていたら入りそこなうだろうと、慌ただしくお風呂を済ませて1階の食堂へ。

コチラにも大漁旗をはじめ、

魚拓や写真、色紙などが飾られています。

台湾からも釣りにやって来るそうですよ。

うわぁ~、オイシソウ。
さっそくいただきます。

この日の宿泊客は我々ひと組だけだったこともあり、1時間ちょっとかけてのんびりと。
途中のスーパーで買ってきたイチゴを出してもらったタイミングで、女将さんに尋ねました。

「明日、天気崩れるみたいですけど、船は欠航になりませんかね」
「崩れるとしても夕方以降だから、午前中は大丈夫だと思いますよ」

先に記した、石が飛んでくる話も、この時のやり取りで知ったこと。
台風で避難指示が出た時に、宿泊客に福江の市街地の宿へ移動してもらってから避難所へ赴いたこともあったそうです。
のどかなイメージがある島だけれど、暮らすにはキビシイところですよね。

施設情報

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