5月3日。塩ワンタンメン@900円ほか
飛び石+4連休と、暦通りだった2025年のGW。
唯一のお出かけらしいお出かけとして、いったん達成した、本宅からお江戸までを人力でつなぐ試みのうち、自転車で済ませてしまった区間のリベンジとして、中央東線の長坂駅~韮崎駅間を相棒と歩いてきました。
ちなみに韮崎駅~甲府駅間を歩き直したのも、ちょうど3年前の同じ日だったんですね。
アクセス
この日は雲ひとつないウォーキング日和でしたが、中央東線は普段さんざん行き来しているのと、歩いている間の風景も山ばかりで冗長になってしまうため、さくっとスライドショーで。
それでもスタート地点の長坂駅から3時間ほど。
距離にして14km近くのガチ歩きを経て、韮崎市中田町中条の集落までやってきました。
国道141号(清里ライン)に沿ってあと3kmちょっとガンバれば、ゴールの韮崎駅。
でも、この近くにある1軒が、我々のモチベーションを支えていたのです。
JA梨北併設の直売センター「よってけし」を過ぎ、パチンコ屋だった建物の脇を奥に進んだ先にある御食事処「フレンズ」
開店時間の11時30分は回っているはずなのに、人の気配がなく、イヤな予感が漂います。
昼の営業終了だなんて、マジか~!!
しかも4月末だなんて、ほんの数日前じゃありませんか…(涙)
しかし、夜の営業が始まるまで待ってなんていられないので、少し引き返してもうひとつの候補へ。
国道141号から脇道をわずかに入ったところにある「アルプス食堂」
コチラのお店は、午前11時オープン。
駐車場は結構埋まっていましたが、それほど待たずにいけそうと、順番待ちに加わります。
ちなみにウェイティングボードや番号札はないので、素直に並ぶほかありません(真夏や真冬はキツいだろうな~)
店内は、小上がり4卓とテーブル2卓、カウンターを合わせて20席強。
食べ終えたお客さんと入れ替わりで、タイミングよく小上がりに案内されました。
ラミネートメニューの表面は、ラーメン類と一品料理、お飲み物。
裏を返すと、ごはん類になっています。
肉丼にレバー焼き丼、もつ煮丼、もつ焼き丼…。
肉々しくて元気が出そうですな。
いただきます
■瓶ビール(700円)
ふたりして気兼ねなく瓶ビールを開けられるのは、歩いてきたからこそのごほうび。
スーパードライ独特の酸っぱい香りは苦手だけれど、日差しに照らされて歩いた後だからおいしくいただけます。
軽く汗ばんだカラダに、たくあんや野沢菜漬けの塩気がちょうどイイ。
■もつ焼き(700円)
他のテーブルで目にした餃子にもココロひかれましたが、餃子は他所でも食べられるしともつ焼きで。
みたらしのようなもったりとした甘いタレをまとったもつには、紅いのを多めに振るのがよろし。
■肉丼(900円)
ごはんモノ気分だった相棒は、肉丼をチョイス。
意外としょっぱくないし、タマネギのシャクシャクした甘みもイイ。
■塩ワンタンメン(900円)
ワンタンメンと塩ラーメンの両方がある店で、どちらにしようか迷うこともあるワタクシにとって、塩ワンタンメンはまさにど真ん中。
スープもクリアで、ココロときめきます。
かんすいが入った、昔ながらの黄色い縮れ麺。
ワンタンのつるりとした舌触りもサイコーです。
こんな1杯を気軽に食べに来られる人がウラヤマシイ。
大満足で店を出ると、順番待ちの人だかりが。
うわぁ、こんな人気店だったのか!!
この後、せっせと歩いて韮崎駅。
ビールが効いてしんどかったけれど、ガンバりました。
ごほうび(またかい)のアイス!
10数分後の下り列車で帰路に。
小淵沢で乗り換えてからは爆睡でした。
というわけで、自転車で済ませてしまったうち、残るは長野・山梨県境を挟んだ富士見~長坂の20km弱。
さすがに3年後までは引き延ばしたくないなぁ(笑)