先天性欠如歯+矮小歯からの歯列矯正体験記 No.02「ないモノは仕方ない。じゃないんですね」

まわりからは「そんなに歯並び悪かったっけ?」と

歯が丈夫なのは自慢でしたが

小学校6年生の時、歯牙健康優良児の候補に挙がるも、最終選考で選ばれなかったという過去のあるワタクシ。
この写真でお分かりいただけるとおり、左上の中切歯(1番)と左上の犬歯(3番)の間、側切歯と呼ばれる歯がありません。

乳歯が抜けた後に永久歯が生えてこず、歯が足りないという事実を認識したのは10代後半。
歯医者で「進化の過程でなくなる歯もあるので、進化を先取りしているということなんですよ」といわれ、それほど悪い気がしませんでした。

「文明人だから」とネタにしつつ…

松本で社会人になって数年後。
左右のアンバランスはもとより、中心がズレてきているようにも感じ、職場近くの歯医者で「どうにかならないものですか」と尋ねたのですが…。

「ないモノは仕方ないからねぇ」

そんな背景があっただけに、ドクターからのひとことを聞いて、そういう時代になったのだと思うとともに、さすが東京は意識が高いなぁと。
また、個人的にはかわいらしいと思っていた右上の2番も、矮小歯と呼ばれる奇形だったとは…。

先天性欠如歯は近年増加傾向にあり、最近では10人にひとりくらいと珍しくなくなっている一方で、子どものころから打つ手立てがあるとのこと。
※参考:日本臨床矯正歯科医会 http://www.jpao.jp/15news/1525trendwatch/vol11

「ないモノは仕方ない」ではなくなった現在、いいドクターと出会えるかがカギになるのでしょうね。

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