「予定ハ決定デハナイ」の瀬戸内旅 2章11節「相棒が嗅ぎ当てた酔いお店」

9月1日。もう1杯だけ飲んでいきましょう

1軒目でお魚と猪肉をたんのうした後、「締めはお茶漬けとか雑炊がいいなぁ…」といったら、相棒がすぐさまこの店を嗅ぎあててきました。

小料理屋っぽい感じもしますが、お値段がそれほど高いわけでもなく、

しかも狙ったかのように、お茶漬けも雑炊もあるし、

地場産品を応援する、緑ちょうちんの店であるのにもひかれました。

店内の様子

時間帯のせいなのか、ホテルの1階というロケーションのせいなのか、お客の入りはポツポツでした。

メニュー

「その時いいモノを」という姿勢が伺える、潔いおすすめメニュー。
値段が書いていないのは不安にもなりますが、

定番メニューは、カテゴリー別にまとめられていて分かりやすく、安心感があります。
とりわけ、岡山で全国の生産量の90%を占めるという黄ニラは、そのメニューの豊富さに感心するばかりです。

「岡山備中杜氏の醸造メーカーが集合」というだけあって、地酒の充実度はなかなかのもの。
1品1品に説明が書かれていて、選ぶ参考になります。

焼酎も結構あるけれど、今日はやっぱり日本酒かな。

いただきます

■大正の鶴 純米無濾過生原酒(780円)
敢えて精米度を75%に抑え、米の可能性を引き出したという品。
しっかりとしてまろやかで、かなり自分好みです。
お通しの南蛮漬けと貝の煮物もていねいにつくられていて、他の料理もおいしいに違いないと確信させてくれます。

そして、それぞれにゼータクな締めを。

■鯛茶漬け(980円)
ごはんにのせられた鯛の刺し身は、厚切りでキレイな桜色。

熱いおだしが当たる部分の質感が変わるのをながめながら、コーフンが高まります。

ウットリと眺めていたいビジュアルです。
おだしの柔らかな味にウットリ。
絶妙に熱の加わった鯛の刺し身からは、うまみと食感が引き出されます。

■黄ニラサワラ雑炊(980円)
サワラって春の魚だったよな…と思いつつ、気にならずにいられない取り合わせ。
「県外のお客さまは食べる価値ありです」とあるからには、試してみなくてはなりません。
黄ニラもサワラも個性的な香りのはずなのに、見事に調和していて、完璧にやられました!

店舗情報

旬鮮の里 西の丸 岡山本町店

絶品!!穴子料理 瀬戸内鮮魚も食べれます。
[住所]岡山県岡山市北区本町4-20 ベネフィットホテル1F
posted with タベレバ

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