ブログ旅行社presents・台湾食堂へご案内 1章5節「ローカルの人気店でプチオフ会」

2月16日。現地代理店のぴんいえ總經理のクルマで台中市街へ

台鐵台中站から高速道路に並行して走る台74線を経て20分ほど。
「クルマを置いてくるので、先に入っていてください」
そういって總經理は、我々4人を店の前で降ろしました。
しばしはプチオフ会を重ねているYasushiさんをはじめ、以前連れてきてもらったことのあるアツコさんも絶賛するローカルの食堂。
地元でも人気の店、かつ予約はできないので、早い時間から始めるのが確実です。

アクセス

大墩路と大墩二十路の角。
台鐵の臺中車站からも台湾大道経由で4km強と、移動手段を持たない旅行者が訪れるにはキビシイ距離です。
しかし、捷運が開通すればラクに来られるようになるとのこと。
その日が待たれます。

店内の様子

路上のキッチンの脇を抜けて店内へ。
強い火力のなかで鍋をふるうさまに、ココロときめかずにはいられません。

夕方5時前にして、このにぎわい。
さっそく大人数で座れるテーブルを陣取ります。

メニュー

店名に冠されている擔仔麺にはじまり、メニューは、スープ、揚げ物、炒め物、おつまみと80種超。
なかでも、魚やカキといった海鮮が魅力的に映ります。
「何品か頼んで、先に始めますかね」
中国語が分かり、細かい字も苦にならないワタクシにその役割が回ってきたのは、いうまでもありません(笑)

飲み物は冷蔵庫からセルフサービスで。
ハイネケンやタイガービールもあるとはいえ、トーゼン台湾啤酒ですよね♪

グラスはYasushiさんが見つけてきてくださいました。

では、ひと足先に乾杯。
前回の台湾ではまともにビールにありつけなかっただけに、ひと口目のうまさは格別です。

いただきます

■黒胡椒牛肉(160元)
「前回食べておいしかったから」と、アツコさんのリクエスト。
濃いめの味付けに黒胡椒が効いて、ビールが進みます。

■菜脯蛋(80元)
切り干し大根以外の味を抑えた、シンプルな味がイイ。

■韮泥鮮蚵(180元)、空心菜(35元)
小粒のカキをニンニクソースで炒めた逸品。
プリッとしてトロッとして、うまうまです。
昨日の晩、茶色いモノばかりの飲み会だったアイコさんとアツコさんは、シャキッとした空心菜にひと心地ついたかのよう。

ワタクシが頼んだ品がひと通りそろったところで、クルマを置いてきたぴんいえ總經理が合流。
この先はすべておまかせしましょう。

■肉絲炒飯(60元)
「台湾一オイシイ炒飯」と、満を持してのおススメ。
肉の油が米の表面を均等にまとい、お米自体はふっくらと仕上がっています。
業務用の強い火力でなければできない、絶妙な炒め加減。
沙茶醤ベースで結構濃い味付けですが、コレは確かにクセになります。

■季節青菜(50元)
シンプルなキャベツの炒め物。
「味付けは塩と味の素だけ」と聞いてビックリです。
味の素、やるなぁ…。

■蛤湯 中(80元)
これまたシンプルながら、いいダシが出ています。
台湾の汁モノはやっぱりうんまいねぇ。

■苦瓜鹹蛋(120元)
白く肉厚なゴーヤは苦みなし。
そのままではしょっぱくて食べられない鹹蛋の使い道がようやく分かりました。

■煎豬肝(130元)
壁の写真にもなっているおススメ品。
表面カラリ、中トロリの火の通し加減に舌を巻きます。
レバーは食べないYasushiさんも「ココのは食べられる」というほど。

■紅燒肉(70元)
かたまりの状態で揚げた三枚肉をひと口大にカット。
脂身×揚げ物でありながら、思ったほどしつこくありません。
オレンジ色のソースはないほうが好きかなぁ。

■炸豆腐(30元)
カリカリトロ~リ♪
業務用の強い火力だからこそできるお品です。

■香腸(50元)
定番の甘いソーセージ。
生ニンニクではなく、輪切りにしたネギが添えてあります。

いやはや、ホントにどれを食べてもオイシイ。
台湾啤酒も次々に空いちゃいます。
えっ、こんなに飲み食いして、ひとり300元なの!?

ココ以外にも我々を連れて行きたいお店がいくつもあるそうで、次に来る時には台中泊まりにしなくてはなんて話も。
時間はまだまだあるということで、落ち着いて話ができるところへ移動です。

店舗情報

★好小子擔仔麺
台中市西屯區大墩路971號
04-2327-0449
午前11時~深夜2時
火曜定休

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