紅葉より食い気の塩尻峠 前編 【サンサンワイナリー(塩尻市)】

11月8日。気持ちいい青空のもと、数年来の計画を実行に移しました

出発は塩尻駅。

出発前に、構内のKIOSKで見つけたワインレーズンチョコレートでカロリーを補給します。
さすがはワインの名産地、塩尻。
イイお値段だけれど、大粒のレーズンもほのかに感じるワインの香りもオトナな逸品です。

この日のプランは、塩尻峠を越えて岡谷駅まで。
ヒトの力でできるコトを実感したくて温めていた試みですが、図らずして紅葉の見ごろでの決行となりました。

ルートの一部は旧中山道と重なり、

宿場町の名残や、かやぶき屋根が立派なお寺、

このあたりに特徴的な、すずめ踊りのある家々などが見られます。
クルマでも往生するんじゃないかという急な坂。
農産物などを担いで街まで売りにいっていた往時の人たちは、さぞかし大変だったことでしょう。

ちなみに、1週間前に奈良井宿で買った中山道Tシャツもデビューしましたよ。

アクセス

陸橋から長野道とみどり湖パーキングエリアを眼下に見下ろせば、もうひとがんばりで国道20号と合流。
行程の3分の1ほどまで来たことになります。

では、コチラで休憩とまいりましょう。

荒れ果てた耕作放棄地だったこの地を再生し、地域の活性化を目指してワイナリーがつくられたのは、およそ5年前。
猛スピードでクルマが行き過ぎる峠道とは不釣り合いな小ぎれいな建物に、どのくらいの人が立ち寄っているんだろうと思っていました。

駐車場からは北アルプスの眺望が。

手前に広がるブドウの圃場も、絵になる風景です。

店内の様子

「無料試飲やってる!」
あるとしても有料試飲だろうと思っていただけに、ウレシイ想定外。

まだまだ歩かなくてはいけないからノンアルにしておこうと思っていましたが、いただけるとなれば、ありがたくいただいちゃいます。

2019年産のナイアガラ、そしてコンコード。
グラスを近づけた時の香りから後口まで、ブドウのいいところだけが生きています。

2018年産のコンコードは、その名の通りガーネット色。
スイートワインで甘みを加えているそうです。
家庭料理に合わせて楽しめるカジュアルさがイイ。

「この他に有料試飲もご用意していますが」
無料で気前よく飲ませてくださったことだし、売り上げに協力させていただきましょう。

いただきます

■シャトーサンサン メルロ 2017(500円)、シャトーサンサン シャルドネ 2017(500円)、マドレーヌバーガー(380円)
ボトルなら5,000円台の高級品も、グラスで味わうなら手ごろなお値段。
深みのある味わいは、高級レストランで出てきても引けを取りません。
ワインのお供には、軽井沢ファーマーズギフトのマドレーヌバーガーを。
濃厚なチーズクリームをサンドしたマドレーヌは、エネルギー補給にも最適です。

改めてワインリストを眺め、歩いてきたからこそのお楽しみにしみじみ。

今度はクルマで買いに来なくっちゃ。

店舗情報

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