先天性欠如歯+矮小歯からの歯列矯正体験記 No.12「いよいよ矯正開始」

2018年12月10日、ついにこの日が来ました

最初からフル装備にできないのが決まっていましたが、それでも2時間ほどかかるといわれ、普段の治療より30分早い予約となりました。
なので、腹ごしらえは断念(笑)

未知の世界に期待半分、不安半分

模型を見せてもらって説明を受けた後、これまでの開口器よりも大きなパーツを入れられて、右下から装着が始まりました。
タオルをかけられて様子はわからないけれど、接着剤のにおいにいよいよだなと。
「照射」といわれてから、青っぽい光を照らされているのが分かりました。
ジェルネイルみたいなモノなのかな?

下の前歯4本と上の2本の間を0.2~0.3mmほど削るとは聞いていましたが、「調整」として他も削られていたような…。
しかし、まな板の上のコイ。
なすすべもないまま、淡々と施術は進んでいきます。

「ワイヤーを付ける前に一度口をゆすいでください」
まだ鏡は見せてもらっていないものの、装置の存在を実感します。
左上の裏にも付いているっぽいけれど、裏なんて聞いてないぞ~。

ワイヤーは下だけ。
細い針金をねじり、パチンパチンと切っては、ブラケットに手際よく留めていきます。
あれっ?
ゴムっていつ登場するんだろう?
「ゴムに色が着くからカレーが食べられない」という体験談をさんざん目にしていただけに、てっきりゴムで固定するものだと思っていましたが、その気配はありません。
針金で結紮(けっさつ)する方法は古くさいようでもあるけれど、職人技という感じがして、むしろ信頼感が高まります。
それに、着色を気にせずカレーが食べられるのもありがたい(笑)

その後、ゴムかけ(エラスティックゴム)について説明を受け、予定の半分強である1時間10分ほどで装着完了。
心配していた痛みは、まったくありません。
でも、白いブラケットは目立たないながらも思った以上に厚みがあり、口の中の違和感は相当なもの。
ろれつが回らないようでうまくしゃべれないし、つい口元に手がいってしまいます。

・上右3,4,5,6番表側にリンガルボタン(うち3番のみ透明)
・上左3番にリンガルボタン
・右下1-5番、左下2-5番は白色、左右6,7番はフック付きの金属製のブラケット(左下1番は奥に引っ込んでいてまだつけられない)
・右下1-3番、左下1-2番にパワーチェーン
・右上3番と右下6番、右上4番と右下6番、右上5番と右下7番、右上6番と右下7番にゴムかけ→右上3-6番を後ろに引っ張るため
・左上3番と左下6番、左上3番と左下7番にゴムかけ→左上3番を後ろに引っ張るため
・裏側左上4番、7番のリンガルボタンの間にパワーチェーン

矯正開始1食目

買っておいたきしめんが食べられるかどうか気がかりでしたが、痛みもなくフツーに食べられそうだったので、スーパーで見切りのキムチ鍋を買って煮込みにすることにしました。
装置に絡みそうなモヤシとシメジは、キッチンばさみでカット。
キムチや白菜といった他の具材も、念のためにハサミで細かく切り刻んでいただきます。
キッチンばさみさえあれば、たいていのモノは問題なく食べられそう?

ところが、どこで噛んだらいいのかわからず、とにかく食べにくいし、たいして食べないうちに食べ疲れしてお腹いっぱい。
この調子では痩せてしまうなぁ…なんて思っていたら、いきなり口の中がラクになりました。

左上一番奥、裏側に付いているボタンが取れたかと思えば、噛み合わせの深さをカバーするために盛った左下奥の樹脂も。
食べてしまわずに済んだけれど、こんなに早々にトラブルが起こるようではアカンや~ん。

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