12月11日。台湾のクリスマスシーズンをレポートしましょう
板橋に到着し、まず向かったのは新北市政府。
新北市は台北の隣町、市政府とは市役所のことです。
当初の目的は果たせませんでしたが(詳しくは後述)、転んでもただでは起きないのが「はたこトラベル」
展望レストラン&フロア行きエレベーターと書かれた看板を見つけて、上ってみることにしました。
32階の展望フロアは、朝8時から夜11時まで無料開放されています。
市役所とは関係のない観光客もその恩恵にあずかれるとは、新北市、懐が深いっ!
ただし、ガラス越しに外が見えたり、超高速だったりというわけではなく、あくまでもフツーのエレベーターです(笑)
展望フロアに出ると、正面の窓からTAIPEI101が見えました。
この日は満月前夜、月とのコラボが絵になります。
最も人が集まっているのは、駅前の市民廣場が望める北側の窓。
目の前には板橋車站のツインタワー。
その右手には、近々開通する捷運環状線の高架が見えます。
空との境に見えるのは、陽明山あたりでしょうか。
真下に見える市民廣場では「新北市歡樂耶誕城」というクリスマスイベント(11月15日~2020年1月1日)の真っ最中。
日が沈むにつれて変わりゆく空の色を眺め、イルミネーションが点灯されるのを待ちます。
冬至まで2週間ほどのこの時期、午後5時を過ぎてまだこれだけ明るいのは、緯度が低いからでしょうか。
夕焼けとイルミネーションと。
30分近く待ったかいがある風景です。
市民廣場のイルミネーションとプロジェクトマッピング
展望フロアから下りて外へ出ると、大画面モニターの上部に20℃と表示されていました。
クリスマスのイルミネーションを眺めるのに、長袖のカットソーだけで寒くないなんて、何だか変な感じです。
市政府の壁面は大きなスクリーン。
人も次第に増えてきました。
モニュメントの前では、仲間同士で記念撮影。
吹き抜けに設けられた大きな円錐は、クリスマスツリーになったり、サンタクロースになったりと、時につれて装いを変えていきます。
そして、午後6時。
2回目のプロジェクトマッピングが始まりました。
イベント期間中、午後5時30分~午後10時の正時と30分から投影されるおよそ5分のプログラム。
プロジェクトマッピングを見るのも初めてなら、プロジェクトマッピングがどういうモノなのかも知らなかったワタクシでしたが、進化した映像・音響技術を目の当たりにして、その話題性をようやく理解できたような気がしました。
気づけば、市政府のそばでウロウロすること2時間近く。
早く宿にチェックインして、ごはんを食べに行かなくちゃ!
店舗情報
★2020新北市歡樂耶誕城
2019年11月15日~2020年1月1日
午後5時30分~深夜零時(プロジェクトマッピングは午後5時~午後10時の正時と30分から)
新北市市政府庁舎周辺
http://howto-taiwan.com/4962/
“2019年駆け込みタイワン 1章5節「新北市歡樂耶誕城」” への1件の返信
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