2018年春 乗って食べるか、食べて乗るか Act4「上諏訪でゴクラクめぐり 眞澄編」

4月1日。最寄り駅のサクラのつぼみがふくらむなか、相棒とお出かけです

電車を乗り継いで、やって来たのは上諏訪駅。

観光案内所でこんなパンフレットをもらって出発です。

三重の「宮の雪 しぼりたて生原酒」をきっかけに、秋田の「白神伝説」、青森の「じょっぱり」「喜久泉」など、日本酒も悪くないと思えるようになってきたワタクシ。
信州の地酒だと、どんなモノが口に合うのだろうかと思っていたところ、相棒が上諏訪で蔵めぐりができることを教えてくれたのです。

アクセス

国道20号沿いのおよそ500mの区間に、造り酒屋が5軒。
「五蔵」を「ゴクラク」と読ませるのは、こじ付けっぽい気もしますが、とやかくいうのは野暮というものです。

というわけで、駅から一番遠い酒蔵から行ってみましょう。

霧ヶ峰方面からの道が交差する元町交差点すぐにある「眞澄」は、1662年創業の老舗。

右手の蔵元ショップ「Cella MASUMI」の不釣り合いな新しさに「儲かっているんだなぁ…」と思いましたが、実はクルマに突っこまれて建て直したらしいです(ある酒蔵のスタッフ談)

館内の様子

受付で酒蔵めぐり用のごくらくセット(1,800円)を購入。
320円で「眞澄」だけのテイスティング(グラス付き)をすることもできます。

ごくらくセットは、手さげとグラス、クーポンのセット。
手さげは生成りと紺の2色があります(エンジも見かけました)
クーポンには有効期限がないので、何日かに分けて回ることも可能です。

奥の一角に案内され、試飲の始まりです。

いただきます

最初の1杯は「奥伝寒造り」(純米酒)
口当たりがよくスッと入っていきます。
日本酒というよりクセのない白ワインみたい。

途中「和らぎ水」で口の中を切り替えながら、「あらばしり」「うすにごり」「山花」「ゆず酒」の5種類をいただきました。
急ぎ足の解説にせかされ、落ち着いて写真どころではなかったので、終わってから店内の商品案内と照らし合わせて復習です。

■あらばしり(純米生原酒)
「奥伝寒造り」にはないピリッとした口当たりが、飲み進めるうちに心地よくなります。
「酵母感というのかな…」
相棒もこのテは好きなようです。
塩辛や味の濃い酒のお供に合うほか、中華でもいけそう。

■うすにごり(純米吟醸)
いったん濾過してから粕を戻したタイプ。
にごり酒というと、一般には緑色のビンが使われますが、敢えて透明なビンでフレッシュ感を表現しているとのことです。
乙女チックで薄甘いけれど、コレはコレであり。

■山花(純米大吟醸)
「大吟醸臭を抑えている」とのことでしたが、ひと口飲んでゴメンナサイ…。

■ゆず酒(リキュール)
「眞澄」では別途許可を取ったうえで、「粕とり焼酎」といわれる焼酎もつくっています。
今回試飲したのは、四国産のユズ果汁を加えたゆず酒。
香りのフレッシュさは、浸出酒とは別格です。

「眞澄」グッズもいろいろ。

ショップをザックリと眺めた後、ノンアルコールの「糀あま酒」をいただきました。
サラッとしているけれど、香りがいい。
さわやかなデザインのパッケージは女性ウケしそうです。

店舗情報

★宮坂醸造株式会社「眞澄」
諏訪市元町1-16
0266(57)0303
午前9時~午後6時(試飲受付は午後5時まで)
無休
https://www.masumi.co.jp/
http://www.cellamasumi.jp/

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