2018年春 乗って食べるか、食べて乗るか Act5「上諏訪でゴクラクめぐり 横笛編」

4月1日。上諏訪での酒蔵めぐり、2軒目は「横笛」です

「眞澄」から、国道20号に沿って上諏訪駅方向へ戻る左手。
創立は昭和33年と、他に比べると新しい酒蔵です。

ちょうど先客と入れ違いになり、客は我々だけ。
受付でクーポンにスタンプを押してもらい、さっそく案内していただきました。

1種類目は、季節限定の「春穂の花」
霧ヶ峰の伏流水はこのエリアの酒蔵共通ですが、使用しているお米は銘柄によってさまざま。
横笛酒造では長野県原産地呼称管理委員会の認定を得るために、地元産の白樺錦に切り替えたと伺いました。
口当たりはザラッとしているけれど淡泊。
爽やかな酸味が感じられます。

2種類目は、超辛口の「〆(けじめ)」
何の飾りもない、武骨なお酒です。
照り焼きの魚が合いそう。

冷蔵庫の上のポジショニングマップを写真に収めようと一生懸命になっていたら、パンフレットをくださいました。

続いて冬のお酒を3種類。
「冬穂の花」(純米酒)は、春に比べるとはっきりした味。
お燗にも耐えられるそうです。
「大寒仕込」(純米吟醸無濾過)は、濃いところを集めたお酒らしいお酒。
「眞澄」のあらばしりに似たピリッとした口当たりが感じられます。
「初つくり」(ふな口無濾過)はイマドキの流行の対極のイメージ。
相棒は「亡くなったじいちゃんが好きそうな酒だなぁ…」と目を細めます。

その後、クリームチーズの粕漬けがほしくなる「古道」(吟醸酒)、梅の香りが上品でまとまりのいい「純米酒仕込梅酒」を味わい…。

最後に「純米活性にごり酒」をいただきました。
にごり酒なのに甘くない♪

種類豊富である半面、1種類あたりの醸造量が少ないため、取り扱っているところは限られますが、松本エリアにも取扱店があるとのこと。
諏訪まで足を延ばさなくても買いに行けるのはありがたい♪

★伊東酒造株式会社「横笛」

諏訪市諏訪2-3-6
0266(52)0108
午前8時30分~午後5時(土・日・祝は午前10時~)
年末年始のみ休業
http://www.yokobue.co.jp/