緊急事態宣言下のささやかな楽しみ その41「手ごろな飲み比べに、新作も」 【北アルプスブルワリー(大町市)】

5月23日。信州の観光は引き続きお休み中ですが

相棒が「行ってみたいところがある」というので、大糸線に乗って北アルプスの玄関口、信濃大町へとやってきました。
本宅から30分ほどとはいえ、わざわざ足を運ぶことはなくなっていた町。
列車でとなると、山小屋風の駅舎に改装された2010年より前までさかのぼります。

アクセス

駅前から北へ延びるアーケード街を進むこと、およそ800m。

アーケードが切れ、長野銀行大町支店を過ぎるとすぐ目の前に大きな屋根のスタイリッシュな建物が現れます。
昨年7月にオープンした「北アルプスブルワリー」
鹿の角がレバーになったタップが看板に付いているのもシャレています。

店内の様子&メニュー

樽をイメージさせる入り口の丸い装飾。
開け放たれたドアの奥には、先客がひと組いるようです。

クラフトビールは、1杯700~850円。
500円で飲める3種にもココロひかれます。
ふふっ、「定休日」じゃなくて「休肝日」ですって。

席数はカウンターと壁沿いの小さなテーブル、テラスとを合わせて20~25といったところ。
高い天井と、コンクリートの壁に設けられた8つのタップが印象的です。
ガラスの向こうが醸造所になっていますが、暗くて様子はうかがえません。

タップの上の黒板には、左側にビールメニュー、右側にフードメニューが記されています。
「3種類飲み比べをひとつ」
「種類を選べますが、どれになさいますか」
500円になっている3種は、飲み比べに加えないほうがお得だとアドバイスされました。

いただきます

■3種類飲み比べ(1,000円)、ナチョス ハーフサイズ(500円)
個性の違いが分かりやすいようにと、氷河Lager氷河IPA氷河Stoutを。
それぞれのグラスの前に番号を記した王冠が吊るしてあります。
北アルプスの上白沢を水源とする水は、ビールづくりに最適な超軟水なのだとか。
軽やかな苦みのラガーも、フルーティーでカラメルのような香りのするIPAも、アイスコーヒーのような苦みのスタウトも、さっぱりとしています。
「氷河」というだけに、クールな仕上がりを意識しているのでしょうか。

この日はちょうど新商品の発売日だったそうで、地元の新聞記者が取材に訪れていました。
氷河APPLE ALEとCOFFEE PUNCHの2種類。
記者さんが撮影した後の空のボトルを撮らせてもらいました。
各種ボトルビールは、メール(info@n-alps.beer)、Facebookのメッセンジャー、FAX(0261-85-0781)から入手可能とのこと。
ネットショップも近日開設予定だそうです。

取材の様子に聞き耳を立てながら、ゆっくりまったり。
飲み比べだけではナチョスを食べきれないので、もう1杯いただくとしましょう。

■NOZOMI ALE(500円)
新発売のCOFFEE PUNCHも500円になっていましたが、スタウトを飲んだ後だからとまったく違うタイプを。
ナガノパープルという信州生まれのブドウを使った1杯です。
ひと口目ではフルーティーな香りが鼻を抜け、ふた口目以降にまろやかな甘みが。
「確かにこの甘味はブドウだね」
「ボクはコレが一番気に入ったかな」

店舗情報

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